【厳選】初心者向けテントおすすめ12選!失敗したくない人は要チェック!
キャンプ初心者にとって、大きな難題のひとつがテント。テントの選び方や建て方など、初心者の方にはわかりづらく、尻ごみしてしまうという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、テント初心者の方におすすめのテントを厳選してご紹介したいと思います。設営が楽ちんでコスパに優れたテントたち。テントの種類や選び方も併せてご紹介します。
はじめの一歩!テントの種類を知ろう!
まずはテントの種類を知りましょう。テントの種類に応じて、おおよその人数やたてかた、メリットやデメリットなども整理していますので、参考にしてください。
ドームテント
まずはテントの代表型、「ドームテント」です。形状がドーム型をしており、風を受け流すことができる点で安定感があります。軽くて丈夫なアルミ製ポールを使用していることが多く、構造が単純なため組み立てが容易です。デメリットとしては高さがないため、サイズによっては窮屈に感じられることもあります。寝室しかないため、リビングスペースの確保にはタープを張るなど別の対策が必要です。
ツールームテント
ドーム型テントにリビングスペースが付いた「ツールームテント」。寝室のみでゆっくりくつろぐ場所がないというドーム型テントの欠点を解消するテントとして人気があります。リビングと寝室が分かれており、フルメッシュにより通気性に優れるテントが多いという点も人気の理由です。一方で、ドームテントと比べると用いるポールの種類も数も多くなり設営や撤収に時間がかかるとった難点が挙げられます。
ロッジ型テント
レトロなフォルムで人気再燃の兆しがある「ロッジ型テント」。内部空間が広く、まるで家ですごしているかのような感覚ととらわれそうです。また、壁がほぼ垂直に近い角度でたつのでいわゆる「デッドスペース」ができにくい点も魅力。なお、デメリットとしては、大きなサイズのものが多いため重量があり設営が大変なものが多いこと、値段が比較的高いこと、が挙げられるでしょう。
トンネルテント
かまぼこのような、ユニークなかたちをした「トンネルテント」。リビングと寝室が分かれている点で「ツールームテント」の一種といえますが、ポールをアーチ状に立てるため、いもむしのようなユーモラスなかたちをしています。メリットは、設営が容易なこと。ポールを筒状のスリーブに通すだけのものが多く、初心者にもおすすめのタイプといえるでしょう。反面、奥行きがあるため湿気がこもりやすいといった難点も。通気性の良い生地やメッシュが多く取り入れられているものがおすすめです。
ワンポールテント
おしゃれな外観で女性に人気の「ワンポールテント」。トレードマークのトンガリ帽子が特徴で、設営もポールを1本立てるだけといたってシンプル。周囲をワイヤーとペグで固定しバランスをとる必要はありますが、力の弱い女性でも簡単に立てることができます。一方、テント内は中央にポールが立つため使い方に制約がある点が残念。前室がなく雨風が吹き込みやすいというデメリットも気になるところです。
初心者がテントを選ぶ際のポイント
いろいろなタイプのテントがあるのはご理解いただけたはず。それでは、初心者がテントを選ぶときのポイントについてご説明しましょう。
スムーズに設営できるものを選ぶ
なんといっても、初心者にとって一番たいせつなのは、簡単に設営できることです。おしゃれなテント、かっこいいテント…などデザインにこだわりたい気持ちはわかりますが、設営に手間がかかってはテントキャンプが楽しくなくなってしまいます。初心者には、設営が比較的容易な「ドームテント」や「ポールテント」がおすすめです。
耐水性の高さで選ぶ
耐水性のチェックもお忘れなく!耐水性は、テントの生地がどれだけ強い雨に耐えることができるかを示す性能のことですが、天候の変化が激しい山はもちろん、昨今では平地でもゲリラ豪雨による水害のニュースなど、猛烈な雨に突然見舞われることも増えてきました。耐水性を示す指標としてよく用いられる「耐水圧」で説明すると、一般には、小雨程度であれば500mmほどで対応できますが、通常の雨だと1,500mm、大雨の場合は1,500mm以上が必要とされています。キャンプで使うテントとなると、最低1,500mm程度の耐水圧は欲しいところです。
利用人数に合ったサイズを選ぶ
一般に、大きいテントはそれに比例して重量も大きくなるもの。少人数で大きなテントは設営の負担が増えます。一方で狭すぎるテントも窮屈で寝られない、という事態も。テントで表示される人数はあくまで「最大収容可能人数」ですので、余裕をもって過ごすには、利用人数+1~2名程度と表示されているテントをおすすめします。
初心者向けテントおすすめ12選
それでは、初心者におすすめのテントをご紹介します。特に設営のしやすさを配慮して選んでみました。
WAKU FIMAC(ワクフィマック)ドームテント
【価格】6,282円(税抜)
【商品サイズ】フロアサイズ 200×135×100cm
【重量】2.38kg
【最大収容人数】3人
初めてテントキャンプに挑戦する方にぴったりな、必要十分でコストパフォーマンスに優れたドームテント。WAKU FIMAC(ワクフィマック)は広島県の会社「株式会社ブレイク」が運営する販売店「トップセンス」が取り扱うアウトドアブランドですが、シンプルなデザインと確かな機能性で多くのファンから熱い支持を受けています。前後ともに広がる大きなメッシュで通気性確保!収納サイズは15×50㎝とコンパクトにまとまります。
コールマン テント ツーリングドーム ST
【価格】21,780円(税込)
【商品サイズ】約210×120×100cm
【重量】約4kg
【最大収容人数】1人
コールマンの人気商品。設営のしやすさと収納のコンパクトさ、シューズ置場に使える前室など、ソロキャンプ向けのテントとして圧倒的な人気を誇るベストセラー商品です。自立式のため、ペグを立てなくとも通常の風であれば使用に問題はありません。別売のキャノピーポールで前室を広くし、日除けや雨除けとすることができるなど、自分だけのプライベート空間を演出することができます。
glamcamp ツーポールロッジテント ポリコットン1~2人用
【価格】21,999円(税込)
【商品サイズ】260x210x150cm
【重量】700 g
【最大収容人数】2人
ちょっとユニークな「ロッジ型テント」に分類される、glamcampのツーポールロッジテント。シンプルな構造で簡単に設営できる点が大きな特徴です。また大きなメッシュ窓で抜群の通気性、優れた遮光性と遮熱性、必要にして十分なサイズなど、デザインだけでなく、使いがっての良さもおすすめする理由!コットンの質感は温かみがあり、おしゃれな女性たちに人気です。
【価格】10,980円(税込)
【商品サイズ】約240×210×130cm
【重量】3.1 kg
【最大収容人数】3人
「一人でも簡単に設営ができる」という触れ込みの「YACONEワンタッチテント」。軽い力でフレームを広げるだけで、あっというまに設営ができてしまうと口コミでも人気です。撤収もフレームを下方に押し込むだけ!気になる耐水圧も3,000mmと、大雨でも十分な性能を発揮してくれます。ベンチレーター機能搭載で通気性も良好。UVカット機能も高く、遮光性にも優れています。
【価格】14,940円(税込)
【商品サイズ】約320×106.6×66.9インチ
【重量】約3.1kg
【最大収容人数】3人
おしゃれ&設営のかんたんさを両立させた、DODのワンポールテント。ペグを上から押して立てるだけで設営できるほか、デザインの良さも加えて人気が高まっています。170㎝もの高さでかがむ必要がない点はワンポールテントならではの魅力。耐水圧もフライシートで2,000mm、フロア部分では5,000mmと、キャンプ向けテントとして十分な性能を発揮してくれています。
【価格】64,900円(税込)
【商品サイズ】約300×520×205cm
【重量】約17.4kg
【最大収容人数】6人
アウトドアブランド、LOGOSを代表するテント「neos ドゥーブル」シリーズから発売されている大人気テント。6人向けの寝室のほかに併設されたリビングスペースは、テント全面をキャノピーポールで立てることで車とのリンクも可能な広い空間が現出!屋根部分はLOGOS独自の「PANEL SYSTEM」により雨水を効果的に地面に逃します。LOGOS独自の「ビルブロックST」は他社に類を見ない高密度メッシュで、穴から侵入しようとする虫をシャットアウトし、夜の快適な眠りを確保してくれることでしょう。
【価格】52,800円(税込)
【商品サイズ(収納サイズ)】74×22×25cm
【重量】8kg
【最大収容人数】5人
前室のついた、いわゆる「ツールーム型テント」の代表例がこちら。スノーピークの代表的エントリーモデルとして絶大な人気を誇っています。高さを最低レベルにまで抑えることで、風を受け流す耐久性を確保。耐水圧はどの部分もミニマム1,800mmの高性能な生地を使っており、通常の雨なら心配無用です。別売りの「アップライトポールセット」を使えば前室部分にリビングスペース作ることもできます。
Naturehike ワンタッチ テント NH21ZP010
【価格】62,900円(税抜)
【商品サイズ】475cm×270cm×183cm
【重量】22kg
【最大収容人数】6人
おしゃれでかわいいロッジ型テントに、ワンタッチテントが登場!強度や耐久性が心配という方も安心して使用することができます。Naturehike(ネイチャーハイク)は2010年創設の総合アウトドアブランドで、テントからアウトドアファーニチャーまでは幅広く展開しています。同ブランドの特徴は、購入時から365日の保証がついていること!設営も簡単と口コミで高い評価を得ています。
【価格】38,100円(税込)
【商品サイズ】488cm×213cm×188cm
【重量】10.75kg
【最大収容人数】8人
圧倒的な広さと手ごろなお値段で人気の、コールマン8人用モンタナテント。メッシュベントで高い通気性を確保しつつ設営も比較的容易と高評価です。なお並行輸入品のため取扱説明書は英語表記ですが8人用の大型テントとしては同じ価格帯がなく、わかりやすい説明と多くの方から評価を受けています。
【価格】217,800円(税込)
【商品サイズ】625x405x205cm
【重量】22kg
【最大収容人数】6人
絶対の安心感が魅力のスノーピーク。リビングと寝室をまとめてひとつのテントにまとめたデザインが特徴です。耐水圧は1,800mmと、通常の雨であれば水分を中に通す心配もありません。大型ベンチレーションがもたらす安定の通気性や、余裕ある190cmもの高さは余裕の空間をもたらしてくれます。大型ベンチレーションやリッジポールなど充実の装備も魅力です。
TOMOUNT ベルテント ポリコットンテント MXTGY
【価格】69,900(税抜)
【商品サイズ】500x450x280cm
【重量】26.6kg
【最大収容人数】10人
まるでサーカスのテントのようなかたちをした、大容量の大型テント。通気性と断熱性に優れた形状をしており、特に透湿性のある素材を使うことでテント内部の湿気を逃がし結露を防ぎます。屋根には厚めのポリコットンを用いているため、タープがわりとして使うことも可能。家族や知人らとのキャンプ、お祭りなどのイベント時や音楽祭など、様々なシーンで活躍してくれそうな人気商品です。
NTK コロラドGT アウトドアドーム 151264
【価格】68,253円(税抜)
【商品サイズ】298.7×298.7×173.74cm
【重量】7.26kg
【最大収容人数】9人
最大8人収容可能なサイズにかかわらず重量は約7kgという軽量さ!その理由は軽量強化ポールにあります。耐水圧2,500mmの二層フルカバーレインフライや通気性のあるマイクロメッシュなど、設計段階から見直すことで素早く簡単に設営できる点など、シンプルなデザインだけでなく機能性にも優れている点が口コミ高評価の理由です。
まとめ
初心者におすすめしたいテント12選!いかがでしたか?設営のしやすさに配慮したエントリーモデルたち。サイズや用いられている生地、性能などによってお値段は様々なですが、ソロキャンプ、家族でのアウトドア、グループでのお出かけなど、どんなスタイルを想定するかによって選ぶべきテントは様々です。今回のご紹介が、皆さまにとってよりよいアウトドア体験の一助になれば幸いです!
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