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日本のアウトドアブランド

安心安全の品質!日本発の人気アウトドアブランドを10個紹介!

アイキャッチ参照:キャプテンスタッグ公式サイト

アウトドア用品は外国ブランドのイメージが強いという人は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
あらためて見てみると、日本発の人気有名ブランドというのは想像しているよりも多いもの。

高品質・ハイコストパフォーマンス、そして日本人向けの製品づくりなど、メリットはたくさん。
今回は、日本発の人気アウトドアブランドをご紹介します!

国産アウトドアブランドの魅力とは

国産アウトドアブランドの魅力
参照:ユニフレーム公式サイト

「国産品」ということで期待されるのは、やはり品質の高さ。
それでいて、価格が手ごろで手に入れやすい点が魅力です。
メンテナンスやサポートも国内企業は安心できます。

なにより、日本国内で日本人向けに設計されていることが、大きな魅力といえるでしょう。

日本向けに設計されていることの良さ

日本向けに設計されている良さ
参照:キャプテンスタッグ公式サイト

高温多湿な日本の気候に合わせて防水性はもちろん、テントであれば結露対策がしっかりしていたり、防カビ加工も手厚かったりしているものが多数あります。
日本では直火NGのキャンプ場も多いためか、焚火台やバーベキューグリル、アウトドアバーナーなどが充実しているのも国産ブランドの魅力のひとつ。
アパレル製品も日本人の体形を基準に置いたものづくりがされているので、サイズ選びが楽です。

「日本向け」の製品は、実際に使用したときの満足度が高いと思います。

日本発の人気アウトドアブランド10選

スノーピーク

日本のアウトドアブランド~Snowpeak
参照:スノーピーク公式サイト

・基礎情報
創業:1958年7月
本社:新潟県三条市

・特徴
金物の街として知られる、新潟県燕三条のアウトドアブランド。
高い金属加工技術を背景に優れたキャンプ用品を開発し、現在ではテントやアパレルなど高品質なキャンプギアを手がける、総合アウトドアメーカーに。
・魅力
豪雪地帯である新潟県の厳しい冬季環境でテストされる、ハイスペックな製品群が魅力です。
金物の街の強みを生かしたテーブルウェアやキッチン用品、焚火台などはもちろんテントやアパレル製品も高品質なものを展開。
「人生に、野遊びを」のキャッチコピーのもと、ハイスペックでありながら扱いやすい魅力的な製品を生み出しています。

モンベル

日本のアウトドアブランド~モンベル
画像参照:モンベル公式サイト

・基礎情報
創立:1975年8月1日
本社:大阪府大阪市

・特徴
モンベルは国内最大手のアウトドアブランドです。
創業者はアイガー北壁冬季登頂世界最年少記録を持つトップクライマー・辰野勇さん。
寝袋やテントなどの登山ギアやアウトドア向けアパレルが得意なブランドですが、調理器具やアウトドアファニチャーなど一般的なキャンプ用品にも力を入れるなど多岐にわたって活動中です。
・魅力
一番の魅力はコストパフォーマンスの高さでしょう。
創業者の辰野勇さんは、その昔に安い手袋を使って凍傷にかかった経験があることから、価格を抑えても品質が落ちないよう、製品づくりのすべての工程を自社で行うことにより価格を下げることに成功しています。
初心者でも手に取りやすい価格としっかりした製品づくりが特徴であり魅力と言えます。

キャプテンスタッグ

日本のアウトドアブランド~キャプテンスタッグ
参照:キャプテンスタッグ公式サイト

・基礎情報
創業:1976年
本社:新潟県三条市

・特徴
キャンプ用品の聖地、金属の町・三条市を代表する有名アウトドア総合ブランドです。
同じ燕三条エリアのブランドということもあり、よくスノーピークと比較されますが、少し価格が抑え気味なのが特徴と言えます。
・魅力
元々は家庭用品を取り扱う「パール金属株式会社」のアウトドア部門からのスタートということもあり、バーベキューコンロやアウトドア用の金属製食器は得意中の得意。
品質はもちろんですが価格もお手頃で、使用しやすく購入しやすいのが魅力です。
バッグ類などのアウトドア雑貨はデザインが良く、普段使いにも便利な点も魅力のひとつとなっています。

ロゴス

日本のアウトドアブランド~ロゴス
参照:ロゴス公式サイト

・基礎情報
設立:1985年
本社:大阪府大阪市

・特徴
「海辺5メートルから標高800メートルまで。」のものづくりを合言葉に、本格的な冬山登山とか冒険行とかではなく、ファミリー向けの製品に特化したブランディングのアウトドアブランドです。
とはいえ、環境的に厳しい冬キャンプもしっかりこなせる実力を持つ製品も多数揃っています。
テントやキッチンツールなどのキャンプギア、普段使いもOKな機能性と気安さのバランスが取れたアパレル、そして茶葉やコーヒー豆・調味料などの食品まで幅広く取り扱う、ファミリーでキャンプを楽しむための製品ラインナップが特徴です。
・魅力
「Enjoy Outing!」を合言葉にした、ファミリー向けのアウトドア総合ブランドです。
高すぎず、本格的過ぎずという方向の、コストパフォーマンスに優れた製品ラインナップ。
ホームセンターのアウトドア用品コーナーなどでもおなじみの、家族でわいわい楽しみながら購入できるとっつきやすい製品群が魅力となっています。

SOTO

日本のアウトドアブランド~SOTO
参照:SOTO公式サイト

・基礎情報
創立:1978年3月30日
本社:愛知県豊川市

・特徴
「SOTO」は、各種バーナーや調理・着火器具のメーカーである新富士バーナー(株)のアウトドアブランドです。
プロ向き製品から家庭用まで幅広くカバーする炙り料理用の調理器具で有名な新富士バーナーの技術を活かして作られた、高品質なアウトドアストーブやトーチなど、ガスやガソリンで火を使う製品に特化したアウトドアブランドであることが大きな特徴です。
・魅力
SOTOのバーナーは強火力で耐風性にも優れ、一体型も分離型もコンパクトに収納可能な実用性と品質が極めて高い製品をリリースしていることが一番の魅力です。
バーナー以外にも、着火用具であるガストーチやターボライター、柔らかい光で夜のキャンプを彩るガスランタンなど、炎に関した魅力的な製品を多く取り揃えています。
高い品質を持ちながら、価格が抑えめなのも大きな魅力のひとつですね。

ユニフレーム

日本のアウトドアブランド~ユニフレーム
参照:ユニフレーム公式サイト

・基礎情報
創業:1985年
本社:新潟県燕市

・特徴
高品質なアウトドア用品メーカーが多い、金物の街・新潟県燕市にある、株式会社新越ワークスのアウトドア用品・キャンプ用品の総合ブランドです。
「ユニークなフレーム(炎)を創造する」という由来の通り、炎に関するアウトドア用品に特化したブランドとなります。
ガス・ガソリンストーブに特化した前述のSOTOと異なり、ユニフレームはガスコンロ・ペレットストーブ・焚火台など多岐に渡っての火まわりの製品を取り扱っているのが特徴です。
・魅力
高品質な焚火台、バーベキューグリルなどが有名ですが、そこで使うダッチオーブンやスキレット、キッチンツールやテーブルウェアなど、幅広い商品展開をしています。
火に関するものだけではなく、テントやタープも高品質で魅力的な製品が揃っており、ユニフレームの製品だけでキャンプやバーベキューを存分に楽しむことができるのが魅力です。

OGAWA

日本のアウトドアブランド~OGAWA
参照:ogawa公式サイト

・基礎情報
創業:1914年(大正3年)
本社:東京都京橋区八丁堀(現在は東京都江東区)

・特徴
「ogawa」は100年以上前となる1914年に「小川治兵衛商店」として軍用のテントやザックを作る所から始まったメーカーです。
「テントはogawa」と言われるほどの、国産テントメーカーの代表的メーカーとして、日本のキャンプシーンをけん引してきました。
他にないデザイン・機能を持つ個性的な製品群が特徴です。
・魅力
国産メーカーならではの、日本の気候にあったモノづくりが魅力です。
日本の夏は高温多湿で、じめっとした暑さや虫対策はマストです。
ogawaのテントは通気性の向上・防虫のためにメッシュパネルを完備し、高い天井にベンチレーター完備して通風性をアップ。
特に過ごしづらい夏のテント内を快適にする工夫を随所に施したogawaのテントは、国産メーカーならではの日本の気候・特徴に合わせた製品を作っています。

DOD

日本のアウトドアブランド~DOD
参照:DOD公式サイト

・基礎情報
創業:2008年
本社:大阪府大阪市

・特徴
アウトドア用品や自転車ギアブランドの「ドッペルギャンガー」。
アウトドアブランドの「DOPPELGANGER OUTDOOR」が2018年に名称変更したのが「DOD」です。
「カマボコテント」やハイコット「ハンペンインザスカイ」、天板下に大容量の収納ラックを備えたアウトドアテーブル「グッドラックテーブル」などネーミングもユニークで、便利でありながら個性的な製品が多いのが特徴のブランドです。
・魅力
ブランドコンセプトは「Stay crazy」。
衣食住に不自由しない現代日本で、わざわざ快適な家ではなくテントを建てて寝る「クレイジー」なことを自由にやるという考えで、他にはない個性的な製品をリリースしているのが、最大の魅力です。

本格的な登山や冒険に使われるというより、アウトドアを快適に楽しむことを主眼に置いた製品群。
テント、キッチンツール、ウェアなど幅広い分野の製品を取り扱っているのも、大きな魅力ですね。

Foxfire

日本のアウトドアブランド~foxfire
参照:Foxfire公式ツイッター

・基礎情報
創業:1982年(会社設立は1969年)
本社:東京都墨田区

・特徴
フォックスファイヤーは、フィッシング用品メーカーのティムコのアパレルブランドとしてスタートしました。
ですので、素材や構造へのこだわりは大きな特徴の一つ。
初の製品であるフィッシングベストがパーツ点数と工数が多く生産を請け負ってくれる工場がなく、秋田県の寒村にある農家の納屋を改造した工場で生産を始めました。

防虫素材などを積極的に使用したり、日本の気候・アウトドア事情に適した製品作りが特徴です。
・魅力
フォックスファイヤーの製品は本格的なアウトドア環境はもちろん、タウンユースも意識して作られたアイテムが多いことが魅力のひとつです。
「自然への挑戦」や「自然の征服」ではなく「自然との共生・融和」を成す思想から生まれたフォックスファイヤーは、積極的に新素材を採用して機能性を高めつつ、実際に日本でアウトドアを楽しむユーザー目線の製品を取り揃えています。

フィールドコア

日本のアウトドアブランド~fieldcore
参照:ワークマン公式サイト

・基礎情報
創業:1979年
本社:東京都台東区(創業:群馬県伊勢崎市)

・特徴
現場でタフに使われる作業服、ユニフォームのお店といったら「ワークマン」。
フィールドコアはワークマンのアウトドアブランドです。
過酷な環境で使われるワーキングウェアで要求される高品質・高コストパフォーマンスに定評があります。

価格を押さえつつ、耐久性と性能が高い製品が揃っていることが特徴といえます。
・魅力
「職人の店・ワークマン」の製品として「高機能・高品質・低価格」であることが最大の魅力です。
アウトドアビギナーに向け、いわゆる「作業服」よりもファッショナブルなデザインでリリースされているのがフィールドコアの特徴。
一般的なアウトドアブランドの定価の1/3の価格を目標として開発されています。

ビギナーの人のはじめてのアウトドアギアにも、ハードに使い倒すための目的でも十分な性能を発揮する、使い勝手の良いブランドです。

まとめ

この記事を読んで「国産ブランドだったんだ!?」と意外に感じたブランドもあったのではないでしょうか?
本格的な専門ショップを構えているブランド、ホームセンターのキャンプ用品コーナーで手軽に手に入るブランド、そもそもインターネットでしか手に入らないブランドなど、さまざまな国産メーカーがあるものなのです。

どのブランドも、日本国内の使用を念頭に置いて日本のキャンプ場を含むアウトドアの事情や日本の自然環境にマッチした製品作りを行っています。
アウトドアギアが充実すると、アウトドアライフも楽しみやすくなるもの。
ぜひ、皆様のアウトドアギア選びの参考にして下さい!