キャンプ・アウトドアで研修をする方法!メリット・デメリットをご紹介
企業や組織で行う研修のひとつに、キャンプのようなアウトドアフィールドを舞台としたものがあります。主体性やコミュニケーション力をはじめ、さまざまな副次効果も得られる点が魅力です。
今回はキャンプ・アウトドア研修のメリット、デメリットについて解説しつつ、おすすめのキャンプ場やCampify(キャンピファイ)独自のサービスについてご紹介いたします。
キャンプ・アウトドアが向いている研修とは
キャンプ・アウトドア研修で得られる効果は多いですが、万能ではありません。言葉使いやマナーについては、座学のほうが効果を得られやすいでしょう。
ここではどのような内容がキャンプ・アウトドア研修に向いているか解説いたします。
チームビルディング研修
チームビルディングとは個々の能力を踏まえつつ、最大限の成果を出すためのチーム作りのことを指します。
そのためには業務用スキル以外にも、主体性、コミュニケーション、行動力、仲間との絆といった要素が必要です。
自然の中に身を置くキャンプ・アウトドア研修ならば、短い時間の中でそれらの能力を養う機会が多分に得られます。
新入社員研修
テントの設営や料理の準備など、同じ目標に向かって行動するのがキャンプ・アウトドア研修のポイントです。入社して間もないメンバーでも協力して課題に当たることで、つながりが深くなります。
寝食を共にした仲間は会社に戻っても、強力なメンバーシップを発揮してくれることでしょう。研修を行う会社側ならば、個々の特性を見出すよい機会にもなります。
リーダー研修
円滑にスケジュールをこなすには適格な役割分担が必要です。そのほかにも課題を達成するための計画立案、トラブル対処、意見のまとめ、最終的な意思決定などリーダーシップを必要とする場面が必ず出てきます。
そのためキャンプ・アウトドア研修は、リーダーとしてのスキルを育てるのにうってつけです。どうすれば機能的にチームが動けるかを考える力が備わります。
キャンプ・アウトドア研修のメリット
次にキャンプ・アウトドア研修を行うメリットについてお話します。研修の場は、普段とは違う自然環境です。心身をリセットしながら、毎日の実務では得られない気付きや感覚、一体性を享受できます。
リラックスができる
自然に囲まれた開放的なフィールドは、心身のリラックスを促します。気持ちよい自然に身を置くことで、心と体のモチベーションもアップするでしょう。
疲れた体を癒しつつ最大の効果が得られる、それがキャンプ・アウトドア研修の大きなメリットといえます。
創造的なアイデア・意見が生まれる
心身ともにリラックスした状態だと頭も柔らかくなり、日頃出ないアイデアも生まれます。屋外でのワークのため、風やにおい、地面を踏みしめる感覚など、五感すべてが刺激される状況です。
そんな中で行われる議論や考えは、きっと独創的なものになるでしょう。
組織の繋がりが強化する
キャンプ・アウトドア研修には野外料理に焚き火やキャンプファイヤー、就寝の時間など思い出に残るイベントが盛りだくさんです。苦労して終えた協働作業のあとに控えるこれらの感動は、共有したメンバーだけのもの。
研修を終えたあとの日常の業務においても、チームワークの向上や連携の強化に貢献します。
キャンプ・アウトドア研修のデメリット
チームワーク強化に力を発揮するキャンプ・アウトドア研修ですが、自然環境ならではのデメリットも存在します。
天候に左右されやすい
キャンプ・アウトドア研修は、研修日当日の天候が大きく作用します。当日の天候はもちろんのこと、前日の天候による地面への影響も考えなくてはなりません。
またテントやタープの倒壊を招く強風にも気を付ける必要があり、研修が終わるまでは天候情報について細かくチェックすることになります。場合によっては当日になっての中止もありえます。
気温により時期が限られる
天候と共に気を付けておきたいのが気温です。屋内の研修と違って、温度調整が難しい点もキャンプ・アウトドア研修でのデメリットとなります。
夏はタープ、冬はストーブといくつかの手段は思いつきますが、どれも限定的で注意点もあり集団で行う研修に有効とはいえません。
したがって極端に気温が変化する時期のキャンプ・アウトドア研修は避けたほうがよいでしょう。
Wi-Fiなどの環境を整えるのが大変
最後にデメリットとして挙げるのは、研修に必要な環境構築に時間と費用がかかる点です。特にWi-Fiのような通信環境が備わっている施設は少なく、新たに構築する場合に乗り越えるべき問題が多数存在します。
必要な通信量や通信速度に沿った機器と十分な容量の電源確保などが主です。
キャンプ・アウトドア研修におすすめなキャンプ場5選
それでは実際にキャンプ・アウトドア研修を行うとしたら、どんなキャンプ場がおすすめなのか一部をピックアップしてご紹介いたします。
ここでは関東圏で団体予約が可能な施設を選んでみました。(2022年2月現在、新型コロナウイルスの影響で団体予約を受け付けていないキャンプ場もあります。必ず事前にお問い合わせの上ご利用ください)
CHILL OUT BASE WEST TAMA
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所在地:東京都西多摩郡日の出町大久野4299番地
アクセス:首都圏中央連絡自動車道日の出ICから車で約20分
営業期間:通年
チェックイン/アウト:12:00~15:00/10:00
近隣の食料品店:パーク ショッピング センター 舘谷店(車で約15分)
ごみ処理:持ち帰り
焚き火:焚き火台使用
電話番号:070-4817-8264
HP:https://www.chilloutbasewesttama.com/
まず紹介するのは、貸し切りBBQ&キャンプ場「CHILL OUT BASE WEST TAMA」です。おすすめポイントは1日1組限定であること、まわりを気にせずに集中して研修を行える最高のプライベート空間となります。
最大30名での利用ができ、BBQ用道具一式やクーラーボックス、チェアに冷蔵庫まで無料レンタルできるのが魅力です。
宿泊施設はバンガロー(5名用)がメインですが、小型なら2~3張りできるテントサイトも利用できます。
昭和の森フォレストビレッジ
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所在地:千葉県千葉市緑区小食土町955
アクセス:首都圏中央連絡自動車道茂原北ICより車で約6分
営業期間:通年
チェックイン/アウト:13:00/11:00
近隣の食料品店:トウズ 千葉土気店(車で約5分)
ごみ処理:分別処理(有料)
焚き火:焚き火台使用
電話番号:043-226-5801
HP:http://forestvillage.jp/
昭和の森フォレストビレッジは合宿施設やキャンプ場、多目的広場をメインとする複合施設となります。
旧千葉市ユースホステルをリノベーションした「フォレストロッジ」は76名まで宿泊でき、食堂や多目的ホールも備えた研修に特化する施設です。
フリーサイトやオートサイト、電源の有無に広さの大小と、バリエーションに富んだサイトを利用できるプランが用意されています。
特に専用サイトで行うキャンプファイヤープランは仲間との絆を深めるのにおすすめです。
グリーンパークふきわれ
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所在地:群馬県沼田市利根町大楊1098
アクセス:関越自動車道沼田ICより車で約30分
営業期間:通年
チェックイン/アウト:13:00/11:00
近隣の食料品店:ベイシア 沼田モール店(車で約20分)
ごみ処理:分別処理
焚き火:焚き火台使用(一部サイト直火OK)
電話番号:0278-56-3215
HP:https://www.greenpark-fukiware.com/
栗原川近辺に位置し、自然豊かなロケーションに囲まれた「グリーンパークふきわれ」をご紹介します。川沿いと林間の2種から各サイトが選べ、それぞれの四季を彩る風景が楽しめるキャンプ場です。
直火OKのフリーサイトをはじめ、区画サイトやキャンピングトレーラー、キャビンも備えます。手ぶらプランもあるのでキャンプ道具を持っていなくても、アウトドア環境での研修が可能です。
日川浜オートキャンプ場
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所在地:茨城県神栖市日川2036-124
アクセス:東関東自動車道潮来ICから車で約30分
営業期間:通年
チェックイン/アウト:13:00~17:00/11:00
近隣の食料品店:タイヨー ベストリカー知手店(車で約5分)
ごみ処理:分別処理(ゴミ袋有料)
焚き火:焚き火台使用
電話番号:0299-97-0567
予約サイト:https://www.nap-camp.com/ibaraki/10154
日川浜オートキャンプ場は都心から90分でアクセス可能な、海水浴場そばのキャンプ場です。利用できるサイトのほぼすべてが電源付き、9名まで過ごせる快適キャビンもおすすめです。
24時間スタッフが常駐しているため、安全やサポートの面での心配は必要ありません。特に直火OKなファイヤーサークルを備えた、定員8名の広いサイトはチームのコミュニケーションを高めるのに最適。
少人数での研修場所として検討してみてはいかがですか?
こっこランド那須
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所在地:栃木県那須郡那須町大島1031-1
アクセス:東北自動車道那須ICより車で約15分
営業期間:通年
チェックイン/アウト:13:30~16:00/11:00
近隣の食料品店:ダイユー黒田原店(車で約10分)
ごみ処理:分別処理
焚き火:焚き火台使用
電話番号:0287-77-2370
HP:https://www.coccoland.com/
最後は栃木県にあるオートキャンプ場「こっこランド那須」のご紹介です。自分の好みやスタイルに合わせて、条件の違う全100サイトから利用できます。
トレーラーハウスやコテージ、いろり小屋など宿泊施設もかなりの充実ぶりです。特にコテージは冷暖房設備やキッチンのほか、冷蔵庫、電子レンジ、調理器具に寝具まで付いています。
料金を追加することで最大12名まで利用できるので、グループでの滞在におすすめです。
キャンプ研修をするなら「Campify Biz」
ここまでキャンプ・アウトドア研修の有用さについて解説してきました。ですが実施するとなった場合、日々の業務をこなしながら準備するのはかなりの負担だと思いませんか?
当日の準備まで手間取ってしまえば、本来必要だった時間まで失い、本末転倒の結果にもなりえます。
そこでおすすめしたいのがCampify(キャンピファイ)が手がけるCampify Biz(https://campifybiz.com/)というサービスです。
日帰りにも宿泊にも対応!
Campify Bizは宿泊、日帰りの両方に対応できます。特に時間の限られる日帰り研修は、無駄のないスケジュール管理が必要です。
場所の決定から会場準備、食事に撤収までしっかりと提案、実施のサポートをしてくれます。何も決まっていない企画の段階から相談に乗ってくれる、頼れるサービスがCampify Bizなのです。
会場・食事・道具全て手配!
Campify Bizでは80種類以上ものキャンプ用品を、100名規模のイベントに対応できる数で準備しています。キャンプ場でもレンタルはできますが、ラインナップにない品もCampify Bizで補うことが可能です。
また食事についても、メニューの立案から必要な機器まですべて手配してくれます。対応の難しいWi-fi設備もおまかせです。
設営や撤収も一括代行!
仮に研修時間だけにリソースを割きたい場合、必要なテーブルや椅子の準備といった会場全般の設営もすべてCampify Bizが行ってくれます。依頼した側はメインとなるプログラムだけに注力できるのが利点です。
もちろん撤収時の作業もすべておまかせ、片付けや最後の清掃まで一手に代行してくれます。
まとめ
自然を利用したキャンプ・アウトドア研修では、座学では得られないさまざまな効果を体感できます。一方的に与えられる知識ではなく、チーム全体で成長するためのきっかけを得るイメージです。
チームビルディングをはじめ、組織や個人のレベルアップに必要な学びを実感できるキャンプ・アウトドア研修、Campify Bizと共にぜひ検討してみてください。