ノースフェイスの偽物と本物の見分け方は?コピー品に要注意!【徹底解説】
アウトドアブランドとして有名なノースフェイスは、カジュアルファッションやストリートファッションのアイテムとして、取り入れやすい定番のマウンテンパーカーやダウン、小物アイテムとしてリュックなども人気です。
その人気から、コピー商品など、ノースフェイスの偽物が多く出回っています。そこで、ノースフェイスの偽物の見分け方をご紹介します。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)とは
参照:Amazon
アウトドアブランドとしてもファッションブランドとしても、幅広い層に愛されるノースフェイスは、1968年にダグラス・トンプキンスが当時の妻であるスージーと一緒に、アメリカのサンフランシスコ設立しました。
設立当初は登山や山岳をメインにを製造販売し、現在は本格的なアウトドア用品からスポーツ用品などを幅広いジャンルのアイテムを扱っています。
アウトドアブランドの機能性を活かしつつ、ファッション性の高いデザインで、ノースフェイスは世界中から愛される企業にまで成長し、今もなお多方面にシェアを広げています。
人気ブランドがゆえに偽物も多い!ノースフェイス偽物の基本情報
中国・東南アジアで生産されたもの
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ノースフェイスに限らず、コピー商品や偽物を大量生産する国の代表とも言えるのが中国です。その他タイ・フィリピン・マレーシアなどの東南アジアを中心に、コピー商品や偽物が量産されています。
中国や東南アジアは物価が安く、多くのアパレル工場が参入し縫製工場が多いため、世界でも有数の複製品を大量生産する国として有名です。そのため、中国や東南アジア周辺の諸国では流通量が多くなっているので、日本で購入する場合も偽物に注意しましょう。
ベトナムは特にノースフェイスの偽物が多い
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ベトナムの北部となると気温が一桁になることは珍しくなく、中国との国境付近には多くの山々に囲まれ、登山やアウトドアを目的に多くの観光客が訪れます。世界中から観光に訪れる人も多い地域は、観光客を狙った販売が多く、それで生計を立てているベトナム人も少なくありません。
アウトドア用品は機能性が高いため、ノースフェイスのマウンテンパーカーやバックパックも6万と高価なものが多く、安くても3万前後が一般的です。
ベトナムで販売されている偽物は平均30~50万ドン、日本円にして1,500~2,500円で売られています。旅行に行った際は値段に誤魔化されないように気を付けましょう。
ノースフェイスの偽物にもランクあり?
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正規品を製造する工場では、B級品や余剰生産品などの横流しがあり、正規品と同じ高品質のものも販売されています。その場合は、本物同等の素材や機能性を持っていますが、どこかに欠点があったりします。
さらに、コピー品製造工場があることから、本物と変わらない素材や機能がある高品質のコピー商品、偽物も注意が必要です。実際に見てみても本物との差がほとんどなく、本物として販売していることもあります。
明らかに品質が雑に作られているランクの低い偽物から、本物そっくりのスーパーコピー品やN級品と呼ばれるランクが高いものもあるので、見極めるポイントを知っておくといいでしょう。
中国・ベトナム・東南アジア諸国の全てが偽物というわけではない
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世界にはノースフェイスのライセンスを持っている工場が多く配置されています。実際に、正規品を製造する工場が中国や東南アジアにも配置され、そこで製造されたものも正規品として販売されています。
そのため、生産国が中国・ベトナム・東南アジア諸国でも全てのノースフェイス製品が偽物というわけではありません。生産国や購入地域はあくまで偽物を見分ける要素のひとつです。
見ただけでわかるような粗悪品もありますが、最近は質の高いコピー商品や偽物もあるので、いくつかのポイントを確認して総合的に判断しましょう。
フリマアプリや通販には要注意!
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ネット通販のデメリットの1つ、実際に手に取って見れないことです。いくら偽物の見分け方を知っていても確認することができません。それを逆手にとって通販でノースフェイス製品を販売するショップもあり、偽物と知らずに販売しているショップもあります。
そのため、ノースフェイス非公認の通販ショップや各種通販サイトでは、偽物の可能性が高く、確認できないデメリットがあるので通販で購入する場合は注意してください。
ノースフェイスの偽物と本物を見分けるポイント
①ノースフェイスのブランドロゴ
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ノースフェイスのブランドロゴは、お馴染みの「THE NORTH FACE」の名前のドームは必ずセットになっているのが特徴です。
ドームの意味は、ヨセミテ国立公園のシンボルであるハーフドームをモチーフに、世界三大北壁のアイガー北壁・マッターホルン北壁・グランジョラス北壁を3本のラインで表されています。
質の悪い偽物だと、スペルがバラバラになっていたり、ドームが刺繍されていなかったりします。刺繍が繋がっていたり、文字が歪んでいたり、フォントが違う傾向があるので、注意して見てみてください。
②ファスナー
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ノースフェイスのほとんどの商品には、YKKのファスナーが採用されているので、みなさんも1度は目にしたことがあるYKKの刻印か、ブランドロゴマークになっています。刻印がないものや、別のファスナーが使われていたら偽物である可能性がかなり高いです。
世界トップシェアのYKKの国内シェアは95%、世界でも45%のシェアを誇るのがYKKです。そんなYKKにもコピー商品が存在し、刻印が歪んでいたり潰れていたり、YRRなどの似た文字が刻印されています。自宅にあるYKKのファスナーと見比べるのもおすすめです。
③ザ・ノースフェイスのタグ
メンテナンスの記載
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アウトドア用衣服には、特殊素材や特殊コーティングが施されているので、メンテナンス方法が細かく記載されています。輸入品は翻訳された文章が表記されていますが、偽物の場合不自然な日本語の文章になっていることがあるので確認しましょう。
さらに、タグには原産国が記載されていますが、商品の原産国がノースフェイスの公式HPにも記載されている国と違っていれば偽物です。その他にも、国内商標権があるGORLDWIN(ゴールドウイン)のカスタマーセンターの電話番号も一緒に確認してみてください。
生地
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洗濯表示や素材が書かれているタグは、着心地に影響が出ないよう肌触りのいい生地で、柔らかいものが使用されています。
偽物の場合は、粗い手触りでいかにも安物の生地が使われ、糸が飛び出ていたりほつれていることが多く、縫い付けも雑になっていることがあります。生地を確認する際に縫い付けも確認しましょう。
加工
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タグの1番下にはホログラム加工がされた素材に、ノースフェイスのブランドロゴが書かれています。ホログラム加工とは、アルミホイルのようにキラキラとした光沢のあるプリント加工です。
ホログラム加工のタグがない場合は確実に偽物と判断できます。最近はホログラム加工がされた偽物も出回っているため、順番も含めて確認してみてください。
ノースフェイスのリュックの偽物を見分けるポイント
リュックの底に触れる
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偽物と本物との大きな違いは、品質や素材が本物より劣ることです。ノースフェイスのリュックは生地もしっかりとした厚さで耐摩耗性が高く、荷物を守ることをしっかり考えられているので、底の部分が分厚く作られています。
偽物の場合は安い生地を使っているため、すぐ破れてしまいそうな薄い生地であったり、リュックの底が貧弱な作りをしていたら偽物を疑いましょう。手触りだけでもその違いに差があるので、実際に触ってみてください。
バックルはどうなっているか
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ノースフェイスのリュックに、留め具のバックルが付いている場合は注目してみてください。緊急時の笛として利用できるデザインを適用しています。
アウトドアブランドならではのアイデアで、子供用のリュックから、大人用のリュックのバックルが笛仕様になっていますが、偽物はこのような細かい工夫がありません。
また、バックル自体も壊れやすい強度で、しっかり差し込んでも外れやすかったりします。バックルは使う頻度が高く安全にも関わるので、経年劣化にも強い品質のものを使用しています。
デザイン
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ノースフェイスのリュックには、アウトドアブランドとしての実用性を兼ねた細かいデザインが随所に施されています。リュックが背中にフィットしやすく肩が痛くならないように、クッション性に優れた素材や通気性のいいメッシュ素材を使用しています。
さらに、ファスナーの開け閉めがしやすいように、グリップ部分が丈夫で大きく設計されていたり、細かい配慮があります。偽物にはコストや技術力の問題もあり、こうした細かいデザイン設計がないのが特徴です。
ノースフェイスのダウンの偽物を見分けるポイント
ブランドロゴ
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最も人気の高いノースフェイスのダウンやマウンテンパーカーなどのジャケットは、向かって右側、着用すると左胸にノースフェイスのロゴマークが配置されています。この位置にブランドロゴマークがない場合は偽物の可能性が極めて高いです。
ただし例外もあり、右肩部分・左腕部分・背中中央部分にブランドロゴマークがある場合があります。そのため、同じ商品をノースフェイスの公式HPで見比べれば確実に判断できます。合わせてノースフェイスのロゴのクオリティーも確認するといいでしょう。
ゴアテックスには要注意
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世界最高水準の防水・防風透湿性素材と、超耐久撥水性を兼ね備えた高機能素材の「GORE-TEX(ゴアテックス)」は、多くのアウトドアブランドで使用されています。
ノースフェイスのアウター商品にもゴアテックスが使われ、相応の価格設定ですが実用性と機能性の高いジャケットとして人気があります。
ゴアテックスにも10種類以上の素材があり、商標登録の「®」マークの有無や位置、ゴアテックスのロゴマークのクオリティなどにも注意してみてください。ノースフェイスの公式HPにも使われているゴアテックス種類や、ブランドロゴマークの記載があるので見比べてみましょう。
本物のノースフェイスのアウター
本物のノースフェイスのおすすめアウターをご紹介します。
偽物と迷ってしまうような心配はありません!
ジャケット
マウンテンライトジャケット(メンズ)
ゴアテックス2構造を採用している防水シェルジャケットです。
アウトドアのみならず、普段使いもできるデザインになっています。
やや長めの着丈で耐久性の高い生地を使っており、保温性にも優れています。
冬用アウターの入り口としてぴったりでしょう。
素材: <表地>70D GORE-TEX 2L(表側:ナイロン100%、裏側:ePTFE)<裏地>Embossed Taffeta(ポリエステル100%)
性能: フロントダブルフラップドットボタン仕様
原産国: ベトナム
サイズ: S、M、L、XL、XXL
重さ: 約715g(Lサイズ)
色展開: ブラック、ニュートープ、レッドオレンジ、ユーティリティブラウン、モントレーブルー×ストームブルー
サンダージャケット(メンズ)
ダウンと化学繊維わたがハイブリッドで使用されており、保温性と軽量性を兼ね備えたダウンジャケットです。
身体が発する遠赤外線のエネルギーを利用して保温効果を発揮するという特殊な生地が使われており、暖かさを持続させることができます。
耐久撥水加工が施されているので、アウトドアの悪天候にも耐えられます。
素材: <表地>PERTEX Quantum(ナイロン100%)<中わた>HYBRID CLEANDOWN 光電子 PRO(ダウン54%、ポリエステル40%、フェザー6%)<裏地>PERTEX Quantum ECO(ナイロン100%)
性能: ファスナー付ハンドウォーマーポケット/左胸内パッカブル仕様
原産国: 中国/ベトナム ※ご購入の際に特定の原産国をご指定いただくことはできません。予めご了承ください。
サイズ: S、M、L、XL、XXL
重さ: 約275g(Lサイズ)
色展開: ブラック、サミットゴールド、アーバンネイビー、マラードブルー、フラックス、ダークセージグリーン
マウンテンバーサマイクロジャケット(レディース)
マイクロフリースのジャケットで、軽量かつ保温性に優れています。
冬場でも日中はフリースで過ごすのがおすすめです!
肩部分にはナイロン素材が使われており、摩耗に強い素材となっています。
肌触りも良く、とても快適に着られるでしょう。
素材: Versa Micro 100 ECO(ポリエステル100%)<肩部分>NORTHTECH Cloth ECO(ナイロン100%)
性能: 肩部分布帛補強/リサイクルフリース素材を使用
原産国: 中国
サイズ: S、M、L、XL
色展開: キャバレーピンク、オートミール、ブラック、ティンバータン
ダウン
ビレイヤーパーカ(ユニセックス)
高品質な素材と中綿、構造ににこだわり、保温性を重視したダウンジャケットです。
内側に撥水素材が使われているため、濡れた状態でも上から着ることができます。
大型ポケットがついており、収納も便利です。
まさにアウトドアにぴったりなダウンジャケットです。
素材: <表地>30D GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER Insulated Shell (2層)(表側:ナイロン100%、裏側:ePTFE)<中わた>CLEANDOWN 光電子 PRO(ダウン72%、複合繊維(ポリエチレン/ポリプロピレン)20%、フェザー8%)<裏地>PERTEX Quantum Super DWR(ナイロン100%)
性能: ダウン入り内襟仕様
原産国: ミャンマー/ベトナム ※ご購入の際に特定の原産国をご指定いただくことはできません。予めご了承ください。
サイズ: XXS、XS、S、M、L、XL
重さ: 約775g(Lサイズ)
色展開: アビエイターネイビー、ブラック、サミットゴールド、ダークセージグリーン、バーントオーチャー
マウンテンダウンコート(メンズ)
高品質なダウンにより、圧倒的な温かさを保つコートです。
肩、肘、後ろ裾端を強度の高い素材で補強されているため、消耗がしにくい作りになっています。
落ち着いたカラーバリエーションもあり、ビジネスシーンでも使うことができます。
素材: <表地>70D GORE-TEX (2層)(表側:ナイロン100%、裏側:ePTFE)<肩>Nylon Tussah GORE-TEX (2層)(表側:ナイロン100%、裏側:ePTFE)<中わた>GreenRecycled CLEANDOWN(ダウン80%、フェザー20%)<裏地>PERTEX QUANTUM(ナイロン100%)<ファー部分>(アクリル系80%、アクリル20%)<基布>(ポリエステル100%)
性能: フロントダブルフラップドットボタン仕様/ワンハンドアジャスター対応フーデッド/ デタッチャブルファー
原産国: ベトナム
サイズ: XS、S、M、L、XL
重さ: 約1,415g(Lサイズ)
色展開: ブラック、ユーティリティブラウン、ミリタリーオリーブ
リュック
[ザノースフェイス] リュック/バッグ BC Fuse Box II BCヒューズボックス2 NM82150
ノースフェイスのリュックの中で最も人気なモデル。
高い強度を持ち、通勤や通学など、毎日使っても長く使用することができます。
15インチまでのノート型PCが収納できるパッド付きスリーブがあったり、広い開口部があったりなど、利便性に優れており、多くの人から愛されるロングセラー商品です。
メイン素材: 1000DTPEファブリックラミネート(リサイクルポリエステル100%)、840Dリサイクルナイロン
表地: ポリエステル
ストラップの種類: ショルダーストラップ
留め具の種類: ファスナー
タテ46cmxヨコ33cmxマチ15cm
ポケットの数:5(外側3/内側2)
フラップ:タテ19cmxヨコ28cm/重量:70g/ポケットの数:3(外側1/内側2)
[ザノースフェイス] リュック/バックパック HOT SHOT ホットショット NM72202 ユニセックス
ノースフェイスの定番人気モデル。おしゃれでスタイリッシュなデザインと、高い機能性を兼ね備えた人気のリュックです。
背骨のラインにあった構造と高い通気性により、とても快適で楽に背負うことができます。27リットル容量の中型サイズなので、女性からも高い人気を得ています。
THE NORTH FACE製品を安心して購入するには
ここまで偽物の見分け方についてご説明してきましたが、それでも一般の方々が偽物を完全に見極めるのは難しいです。
一番はやはりGREGORY直営店やインショップ、公式サイト、有名セレクトショップなどで購入することです。また、大手のアウトドアショップ、スポーツ用品店などにも正規取り扱い販売店として公式オンラインHPに情報が掲載されています。お近くにあれば、ぜひ足を運んでみてください。ECサイトだと楽天市場では、ブランド品の真贋鑑定をしており、偽物が見つかった場合はすぐに退店となりますので信頼がおけると言って良いでしょう。
それでも希望の商品を中古でも良いから安く買いたいという思いを皆さん持っていると思います。
メルカリなどのフリマアプリ、個人のECサイトやオークションサイトなどは、なかなか判別が難しいですが、どうしても気になる場合は、偽物を見分けるポイントの部分を拡大画像で撮って貰ったり、取引の評価などがあれば、他の人からの評価を見て信頼できるかどうかの参考にしてもよいかもしれません。
またメルカリでなく、キャンプギア専門のフリマアプリ「VINOVER(ヴィノバー)」もあります。
気になる方はアプリをダウンロードしてみてください。
まとめ
実際に見て触ってみると、偽物とは色々な違いがあり、機能性や実用性に劣ります。高品質な偽物であっても、今まで積み重ねてきたノースフェイスの技術は偽物には勝てません。購入の際は、ご紹介した見極め方を参考に購入してみてください。
通販では、公式の画像を使用している場合や、写真では偽物か見極めが難しく、偽物か判断がつきにくいデメリットがあります。正規品を扱うお店は、ノースフェイスの公式HPでも一覧が見られるので実店舗での購入をおすすめします。
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