原始的な火起こしを体験しよう!おすすめの火打ち石・ファイヤースターター11選
アイキャッチ参照:Amazon
キャンプの醍醐味ともいえる「火起こし」、ライターやマッチを使ってしまえば手早く済みますが、どうせなら少し凝った方法で火を起こしたいところです。
そこで、今回は原始的な火おこしを体験できる「火打ち石」や「ファイヤースターター」をご紹介していきます。
火打ち石とは
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火打ち石とは、古くから日本で用いられてきた火起こし道具の一つで、「火打ち金」と呼ばれる金属と打ち合わせることによって火花を散らすことができます。
ライターやマッチより着火の難易度は高いですが、燃料が要らないことから災害時に、火を起こした際の達成感が味わえることからアウトドア趣味にそれぞれ重宝されています。
厄除けの効果がある「切り火」を行うための縁起物としても知られており、パワーストーンを火打ち石にしている商品も多いです。
簡単な使い方
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①.麻紐から火口(ほくち)を作る
まずは、麻紐をナイフなどでほぐして着火剤としての役割を持つ火口(ほくち)を作成します。
イメージとしては固定したナイフに麻紐をこすらせ、ふわふわにするといった感じです。
着火剤は市販の「チャークロス」などでも代用できます。
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②.火口と火打ち石を合わせ、火打ち金とかち合わせる
続いて作成した火口(画像はチャークロス)を火打ち石に乗せ、親指で固定します。
このとき火打ち石に対する火口の位置は、火打ち金にぶつける予定の箇所(石の鋭利なふち)から1mm~3mm程度離れたポイントが望ましいです。
火打ち石と火口の準備が終わったら、火打ち金で石のふちを削るように叩き、火口に着火しましょう。
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③.火種を育てて炎にしよう
火打ち石をうまく利用して火口に種火を起こせたら、後はその種火を燃えやすい素材(チャークロスや麻紐など)で包み込み、息を吹きかけるなどして大きくしていきましょう。
火がある程度大きくなったら細めの枝や薪に移して火起こし完了です。その後は薪を段々太くするなどして炎を維持しましょう。
おすすめの火打ち石セット6選
伊勢 – 宮忠 – 火打石お試しセット
サイズ:100mm×56mm×12mm(火打鎌)、46mm×44mm×23mm(水晶)、37mm×52mm×29mm(ローズクォーツ)、38mm×42mm×25mm(アメジスト)
重量:45g(火打鎌)、40g(水晶)、40g(ローズクォーツ)、40g(アメジスト)
- 水晶
- ローズクォーツ
- アメジスト
の合計3点の火打ち石と、火打ち金と同様の効果を持つ火打鎌のセットです。
これ1つで火起こしを行うことができるため、初めて火打ち石を取り扱う方におすすめの商品となっています。
伊勢 – 宮忠 – 火打石 御浄具箱 小(厄除け火打鎌)
火打ち石:2個(小 2.5号)
火打鎌:1枚(2寸)
伊勢宮忠の神棚職人が製作した火打鎌と石が使われており、厄除けとしての側面が非常に強い商品です。
もちろん実用性に劣るということはなく、キャンプで使用することも可能です。
専用の桐箱に収納されているため、持ち運びに便利である点も魅力。
伊勢 – 宮忠 – 火打石セット らくらく火打鎌
サイズ:幅51×奥行37×高25(火打ち石)、幅43×奥行10×高75(火打鎌)
重量:41g(火打ち石)、35g(火打鎌)
通常の火打鎌よりもより扱いやすく開発された「らくらく火打鎌」と火打ち石がそれぞれ1個ずつ入っている実用的なセットです。
厄除け目的で火打ち石を使用しない場合はこちらの商品がおすすめだと言えるでしょう。
海猫屋 火打石式火起こしセット
セット内容:火打ち石、火打ち金、ほくち、かんなくず、麻布
火打ち石や火打ち金のみならず、効率よく火を起こすためには必要不可欠なほくちなどのアイテムもセットになった火起こしに最適な商品です。
野外で火を起こすために必要な道具がそろっているため、キャンプに持っていけば活躍間違いなし!アウトドアに特化した火打ち石セットだと言えます。
吉井本家(中野屋) 火打ち石 瑪瑙 大
サイズ:5.6x5x2.8cm(梱包サイズ)
重量:140g
パワーストーンとしても有名な「瑪瑙」を火打ち石にした商品です。
石自体が大きめなサイズなので、小さな火打ち石よりも安定した火起こしが可能になります。
火打ち金は別売りなので要注意。
伊勢 – 宮忠 – 火打石セット 水晶
サイズ:9.5cm×9.5cm×6cm(箱)、6cm×4.5cm×3cm(水晶)
通常の火打鎌より扱いやすく設計された「らくらく火打鎌」と水晶のセットです。
その他アメジストやローズクォーツのセットもあり、バリエーション豊かな点が魅力です。
火打ち石が難しければファイヤースターターを使おう
火打ち石は火を起こすために少しコツが必要ですが、「ファイヤースターター」であればそれらのコツを必要とせず簡単に火起こしをすることができます。
着火の原理自体は火打ち石と同様なので、難しい火起こしの達成感を損なうことはありません。
火打ち石での火起こしが初めてという方は、まずファイヤースターターでの火起こしからチャレンジしてコツをつかみ、徐々に火打ち石へシフトしていくことをおすすめします。
おすすめのファイヤースターター5選
LIGHT MY FIRE(ライトマイファイアー) ファイヤースチールスカウト2.0 アーミー
サイズ:9.5×2.6×1.6cm
重量:49.9g
素材:マグネシウム合金(ロッド)、ステンレス(ストライカー)
スウェーデンのアウトドアグッズブランド「ライトマイファイアー」のファイヤースターターです。
火打ち石にあたるロッド、打金にあたるストライカー双方に持ちやすい工夫がなされていて安定しており、取り扱いやすいです。
Bush Craft(ブッシュクラフト)ファイヤースチール2.0
サイズ:60×9.5mm(ロッド)
重量:55g
素材:マグネシウム(ロッド)、スチール(ブレード)
打ち金の役割を持つブレードの先端に突起があり、小さな力で火花を発生させることができる優秀なファイヤースターターです。
商品に付属しているコードの中には可燃性の紐が入っており、緊急時にはそれを火種とすることもできます。
火口がなくても火起こしができるので、サバイバルに適したファイヤースターターであるとも言えます。
Chileeany ファイヤースターター
サイズ:100mm
重量:66g
素材:マグネシウム合金(ロッド)
ロッドのサイズが大きく、2万回以上も使用することができるコスパの良いファイヤースターターです。
ロッドサイズの大きさは使用回数が多くなるという効果の他ロッドの握りやすさにも貢献しており、初心者の方でも安心して使用することができます。
sun’s hill ファイヤースターター メタルマッチ カラビナケース付
サイズ:15×2.3x17cm
重量:80g
カラー:4色
素材:マグネシウム合金(ロッド)
ファイヤースターターの他にも
- 起こした火を効率よく大きくする火吹き棒
- 持ち運びに便利なカラビナ
- 災害時に役立つホイッスル
がセットになった商品です。これ1つでアウトドアへの十分な備えができるため、非常にお得なファイヤースターターであると言えます。
絆 ファイヤースターター
サイズ:75×25×9.5mm
重量:106g(梱包サイズ)
素材:マグネシウム合金(ロッド)
非常にコンパクトなサイズ感で持ち運びやすいファイヤースターターです。
商品のほとんどがマグネシウム合金でできているため、見た目以上の使用可能回数を誇ります。
まとめ
火打ち石やファイヤースターターによる火起こしは決して簡単なものではなく、効率を意識するのであればライターやマッチに著しく劣ってしまいます。
しかし、扱うのが難しいぶん上手く火起こしできたときの達成感はひとしおなので、キャンプをより楽しくしてくれること間違いなしです。
皆さんもこの機会に原始的な火起こしを体験してみませんか?