【メンズ・レディース】ダウンパーカーの魅力!おすすめブランドを紹介
ダウンパーカーとは、ダウンジャケットのように羽毛などを中わたに使ったパーカーのことです。
体温をダウンに溜め込むため保温性が高く、普段使いからアウトドアまで幅広く着用できる魅力的なアイテムです。ダウンの混合率やフィルパワー、表地、裏地の素材によって保温性や耐水性が異なります。
この記事では、ダウンパーカーの魅力や、選び方のポイント、おすすめのブランド、お手入れとメンテナンス方法についてご紹介します。
ダウンパーカーの魅力
ダウンパーカーの魅力は、以下のようにまとめられます。
- 保温性の高さ
- 軽量性、コンパクト性
- 防水性、透湿性
- 耐久性
- スタイリッシュなデザイン
ダウンパーカーは、上記のとおり魅力的なアイテムです。
冬のコーディネートに取り入れて、おしゃれに暖かく過ごしましょう!
保温性の高さ
ダウンパーカーの保温性の高さは、以下の条件で決まります。
- ダウンの品質
- ダウンの量
- 生地の素材と構造
ダウンとは、水鳥の胸や腹部にあるフワフワた羽毛のことです。
放射状に伸びた繊維が空気を多く含むことで、体温で温められた空気を逃がさない構造になっています。
ダウンの品質は、「FP(フィルパワー)」という単位で表されます(フィルパワーについては後述します)。
ダウンの量は、多いほど重くなり「かさ高さ」も増します。
かさ高さとは、ダウンのふくらみ具合を表す指標のことで、高いほど空気を多く含み保温性が高くなるのです。
生地の素材と構造は、ダウンパーカーの防風性や透湿性に影響します。
防風性が高い生地は、冷気の侵入を防ぎ、透湿性が高い生地は湿気を外に逃がします。
生地の構造は以下の2つです。
- シングルキルト構造
- ボックス構造
シングルキルト構造は、表地と裏地を「つぶし縫い(布の表面に縫い目が見えないようにする手縫いの方法)」をすることで、ダウンの片寄りを防ぎ、保温効率を高めます。
ボックス構造は、表地と裏地の間を隔壁で仕切ることで、かさ高さが得られ、移動・片寄りを防ぎ保温性能を引き出します。
軽量性とコンパクトさ
ダウンパーカーの軽量性とコンパクト性は、以下の要因によって決まります。
- ダウンの品質
- 生地の素材
ダウン品質が高いほど、少量でも高い保温力を発揮します。
品質が高いほどダウンの重さやを抑えることができるので、軽量性とコンパクト性に影響するのです。
生地の素材は軽量で薄手のものが多く、ダウンパーカー全体の重さを増やさないように工夫されています。
防水性と透湿性
ダウンパーカーの防水性とは、水を通さないことです。
防水性が高ければ、雨や雪に濡れてもダウンが保温性を失われません。
しかし高すぎると、通気性が悪くなり、汗や湿気が籠ってしまいます。
ダウンパーカーの透湿性とは、汗や湿気を通すことです。
透湿性が高いダウンパーカーは、快適な着心地を保ちます。
しかし、透湿性が高すぎると、防風性が低くなり、外からの冷気が入りやすくなってしまうのです。
耐久性と丈夫さ
ダウンパーカーは長く使っているうちに劣化して、保温性が下がってしまいます。
一般的にダウンの保温性が保たれるのは3~5年といわれ、ブランドや商品ごとに異なります。
ダウンの保温性の低下は、羽毛が汚れを吸収して固まり、暖かい空気を十分に含むことができなくなるからです。
ダウンの保温性を取り戻すには、汚れを除去し羽毛を綺麗にして乾燥させれば回復します。
ダウンパーカーの寿命は、ブランドや商品だけではなく、着用回数、着る場面、保管方法によっても異なります。
タグを確認して、適切なお手入れとメンテナンスをするようにしましょう!
スタイリッシュなデザイン
ダウンパーカーのデザインについては、以下のポイントがあります。
- カラー
- シルエット
- ディテール
ダウンパーカーには、様々な色や柄があります。
黒やネイビーといった定番色は、様々なコーディネートにも合わせやすいです。
明るい色やカラフルな柄は、冬のコーディネートにアクセントを加え、個性的な雰囲気を与えます。
シルエットは、かさ高さや詰め物の量によって異なります。
かさ高さが高く、詰め物の量が多いダウンパーカーは、ボリューミーで暖かいですが、着ぶくれしやすいです。
かさ高さが低く、詰め物の量が少ないダウンパーカーは、すっきりとしたシルエットで、スタイリッシュに見えますが、保温性が低くなる傾向があります。
ディテールは、フードやファー、ポケットなどにあり、ダウンパーカー選びのポイントの一つです。
フードやファーは首周りを暖かく保つだけでなく、後ろ姿の印象を左右します。
ポケットは、手や小物を入れるだけでなく、全体のイメージに影響を与えます。
キルティングやステッチなども、全体のイメージにつながる要素の一つです。
ダウンパーカー選びのポイント
ダウンパーカーは、デザインや使われている素材が豊富で、ファッション性や機能性が高いアイテムです。
ダウンパーカー選びのポイントは以下のとおりです。
- 適切なサイズ
- フィルパワー
- ダウンの種類と品質
ここからは、ダウンパーカーの選びのポイントについてご紹介します。
適切なサイズの選び方
ダウンパーカーの適切なサイズは、セーターやスウェットなどを着込まないで着用してジャストフィットした状態のことです。
ダウンは体の暖気を溜めるので、体温を効率よく伝える必要があります。
そのため、ダウンパーカーとの間に何かを着てしまう体温を遮断してしまいます。
またゆったり着ると暖気が外に逃げてしまい、保温性が低下してしまうのです。
ダウンパーカーはボリュームのあるアウターなので、オーバーサイズで着るとセンスがないように見えてしまいます。
カッコよくに着こなすには、ワンサイズ小さめで体にフィットしたダウンパーカーを選ぶようにしましょう!
暖かさの指標となるフィルパワーの重要性
ダウンパーカーのフィルパワーとは 、ダウンの「かさ高さ(ダウンのふくらみ具合を表す指標)」を示す数値です。
FP(filling power)と表し、羽毛が1オンス(28.4g)あたりのふくらみ度合いを立方インチ(2.54cm立方)で示します。
フィルパワーが高いほど軽くて暖かく、空気を多く含むことができるため、ダウンパーカーの品質と関係するのです。
- 低ダウン:500FP以下
- 良質ダウン:600~700FP
- 高品質ダウン:700FP以上
ダウンパーカーを選ぶ際には、フィルパワー以外にも、ダウンの素材、縫製といった全体的なバランスで判断するようにしましょう!
ダウンの種類と品質の違い
ダウンに使われる素材は、主に3種類に分類されます。
- ダウン(down)
- フェザー(feather)
- 中わた、インサレーション(insulation)
ダウンとは、水鳥の羽根と羽根の間に生えている綿毛(ダウンボール(down ball))のことです。
羽軸(うじく)がないため柔らかく、互いに絡み合わないため、空気を溜め込む性質があります。
また吸放湿性に優れ、湿度を調節する機能もあります。
フェザーとは、水鳥の全体を覆う羽軸がある羽根のことで、通気性が高く、弾力性が高いところがメリットです。
スモールとラージがあり、スモールフェザーのほうが高い品質となっています。
中わたは、ポリエステルなどの化学繊維の綿で、ダウンやフェザーに比べて水に強く、比較的安価というメリットがあります。
ダウンとフェザー、中わたの違いは保温性と弾力性、耐水性で、ほとんどのダウンパーカーには、それぞれの素材の割合が表示がされています。
- 保温性に優れたダウン
- 弾力性に優れたフェザー
- 耐水性に優れた中わた
上記の素材を組み合わせることで、それぞれのメリットを活かし、品質や価格の調整をしているのです。
ダウンパーカーに温かさや軽さ着心地を求めた場合、
「ダウン、70~90% + フェザー or 中わた、30~10%」
の割合が目安になります。
機能性と便利なアクセサリー
ダウンパーカーの機能性は、以下とおりです。
- 保温性
- 軽量性
- 防風性
- 撥水性
保温性は、ダウン内に含められた空気層が体温で温められ保たれます。
軽量性は、ダウンの軽量で快適な着心地だけでなく、持ち運びや収納にも便利です。
表地に防風性の高い素材や縫製をすることで、冷たい風を遮断します。
フードや裾、袖口、腰回りにドローコードやマジックテープ(ベルクロ)などの調節機能があるダウンパーカーは、防風性が高いです。
表地に撥水加工を施した素材を使用することで雨や雪に強くなり、濡れて保温性が低下するのを防ぎます。
ダウンパーカーのアクセサリーとは、合わせて着用する小物のことで、以下の種類があります。
- 帽子
- マフラー
- 手袋
- バッグ
アクセサリーの色や柄、素材によって全体のコーディネートを変えることが可能です。
ダウンパーカーと同系色でまとめると落ち着いたムードになり、差し色を効かせると爽やかさや軽快さを演出することができます。
おすすめのダウンパーカーブランド
ダウンパーカーは、冬の防寒着として重宝するアイテムです。
選ぶ際には品質や機能性、デザインなど様々な要素を考慮する必要があります。
自分の好みに合ったダウンパーカーを見つけるための参考にしてください。
モンベルのダウンパーカー
モンベルは日本で設立された、国内最大手のアウトドアブランドです。
登山からキャンプまで、さまざまなアウトドアシーンに対応できる商品を展開しています。
モンベルの特徴は、次のようにまとめられます。
- 日本の気候に適した高性能なラインナップ
- インハウス製造なので比較的安価
- 自然環境の保全やエコツーリズムなどに積極的
日本の気候に合わせて作られた、高性能なウェアやギアが豊富に揃っているブランドです。
比較的安価なのに機能性が高いコストパフォーマンスの良さがあります。
製品づくりの最初から最後までをすべて自社で行うことで、中間マージンが発生しないため比較的安価です。
自然環境の保全やエコツーリズムなどにも積極的に取り組み、社会貢献にも拘ったブランドです。
モンベルのダウンは、高品質で軽量な「EXダウン」を使用しています。
EXダウンはダウンボールが大きく、小羽枝(しょううし)の密度が高いです。
熱の動きを遮断する空気を多く蓄え、少量でも極めて高い保温力を発揮するため、軽量でコンパクトな着用品になります。
モンベルのダウンは、800~1000FP(フィルパワー)まで様々な種類があり、高品質ダウンとされている700FPを上回ります。
モンベルはダウンだけでなく、機能性やデザインも秀逸です。
- ウィンドストッパー®ファブリクス バイ ゴアテックス ラボ:内部の水蒸気を逃がし外部からの風を通さない生地
- バリスティック エアライト®:極細の高強力糸を織り上げた、十分な強度と優れた軽量性の生地
- コールドスポットができにくい独自縫製
- 熱の放出を抑える独自の縫製デザイン
- 洗濯を繰り返しても衰えない帯電防止加工
デザイン的にも、中間着やアウターとして使えるシンプルな商品、フード付き、ベストタイプといったバリエーションも豊富です。
こちらの記事も参考にしてください!
モンベルのインナーダウンおすすめ8選!サイズ感・コーデもご紹介【メンズ・レディース】
イグニスダウン パーカ Men’s
【素材】
表地:ウィンドストッパー®ファブリクス バイ ゴアテックス ラボ[表:13デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ〕
裏地:7デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・タフタ
中わた:1000フィルパワー・EXダウン
【サイズ】S、M、L、XL
【重量】278g
モンベルのダウンパーカーのなかでも、特にハイスペックなのがイグニスダウン パーカ Men’sです。
最高品質の1,000FPなので、日常的に使うには十分な保温性を備えるだけでなく、アウターなのにTシャツより軽い278gなので使うシーンを選びません。
表地には、ウィンドストッパー® ファブリクス バイ ゴアテックス ラボを採用することで、防風性と透湿性も備えています。
気温に応じてアウターとしてもインナーダウンとして利用できる汎用性の高さもイグニスダウン パーカ Men’s特徴です。
アウトドアメーカーのダウンにありがちなモコモコ感はなく細身なので、着用した際のシルエットが美しくなります。
独自のキルティングパターンが、アクセントになっているところもアピールポイントです。
無駄な装飾もなくスタイリッシュに着こなすことができるので、大人の男性に向いています。
イグニスダウン パーカ Men’sは、機能性とデザイン性を両立しているため、アメリカを代表するアウトドア専門誌「BACKPACKER」で「2019 Editors’ Choice Snow Award(エディターズ・チョイス賞)」を受賞しました!
ライトアルパイン ダウンパーカ Women’s
【素材】
表地:20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ[はっ水加工・帯電防止加工〕
裏地:20デニール・バリスティック®ナイロン・タフタ[帯電防止加工]
中わた:800フィルパワー・EXダウン
【サイズ】XS、S、M、L、XL
【重量】326g
ライトアルパイン ダウンパーカ Women’sは800FPで、高い保温性がありながら軽やかな着心地があるダウンパーカーです。
表地に撥水加工が施されているので、少しくらいの雨なら傘なしでも着用できます。
ただし、完全防水ではないので、雨や雪が多く降る日の着用は控えましょう。
表地に使われているバリスティック®ナイロンは、従来のナイロンの約2倍の引き裂き強度を実現しています。
表地と裏地の間は箱マチ構造になっているため、ダウンの移動や片寄りを防ぎつつ、保温性やコンパクト性も高めています。
静電気を軽減する帯電防止加工もされているため、建物や部屋の出入りの際でも安心です。
両腕の袖のマジックテープと、ポケット内側のドローコードによって、暑さと寒さの調節が簡単です。
冬物のアウターは、重くて動きにくいイメージがありますが、350mlの缶コーヒーほどの重さで動きやすいため、あまりストレスを感じません。
ユニクロのダウンパーカー
ユニクロは、日本を代表するファストファッションブランドです。
ユニクロの特徴は、以下のようにまとめられます。
- 自社をSPA化
- 高級素材や機能性素材による豊富なラインナップ
- 人気ブランドとのコラボ
自社で企画~製造、販売までを手がける「SPA化」というビジネスモデルを採用することで、高品質ながら低価格という衣料品の革命を起こしました。
カシミア、プレミアムリネンなどの高級素材を使った商品や、ヒートテック、エアリズムなどの機能性の高い商品が豊富です。
また、トレンドに左右されないクラシカルスタイルや、スタイリッシュなデザインが多く、幅広い年齢層に対応しています。
ジルサンダー、JWアンダーソン、Marimekko(マリメッコ)といった、人気ブランドとのコラボレーションによるオリジナリティの高い商品も人気です。
ユニクロのダウンパーカーには、以下のような特徴があります。
- 750FP以上のプレミアムダウンを使用
- すっきりとしたデザイン
- 便利な機能を装備
750FP以上のプレミアムダウンを使用しているため軽くて暖かく、撥水加工や防風シートなどの高機能素材により雨や風にも強いです。
ノンキルトやシームレスなどのすっきりとしたデザインが多く、カジュアルからオフィスまで幅広いシーンに対応できます。
ポケッタブル仕様や3WAY仕様などの便利な機能も備えており、持ち運びや着こなしの幅も広がります。
ユニクロのダウンパーカーは、コスパもよく高品質なファストファッションです。
シームレスダウンパーカ(3Dカット)
参照:ユニクロ公式ページ
【素材】
表地:100%ポリエステル
中わた:
<本体>90%ダウン、10%フェザー
<フード縁部分>100%ポリエステル
<裏地>100%ポリエステル
<袖口部分>93%ポリエステル、7%ポリウレタン
<ポケット布>100%ポリエステル
【サイズ】XS、XXL、3XL、4XL
ユニクロのシームレスダウンパーカ(3Dカット)は、キルトステッチがないので風を通しにくく暖かいところが特徴です。
750FP以上の高品質なダウンを使用しているだけでなく、腰ポケットの内側はフリースになっているので手を入れるとホカホカです。
手首にはしっかりフィットする丸編みの袖口リブがあり、防寒性を高めています。
脇と背中のパーツを袖口までつないだ3Dカッティングによって、肩まわりが立体的で腕が動かしやすく、すっきりしたシルエットになっています。
フロントファスナーを開けても首回りのフードが立ち上がるので、首元に風が入りにくい構造です。
撥水効果を長持ちさせるために、表生地には撥水剤を固着させています。
シームレスダウンについては、こちらの記事も参考にしてください!
シームレスダウンのおすすめ10選!選び方やお手入れ方法など徹底解説
シームレスダウンパーカ
【素材】
表地:100%複合繊維(ポリエステル)
中わた:
<本体>90%ダウン、10%フェザー
<フード縁部分>内側100%ポリエステル
<裏地>100%ポリエステル
<脇ポケット布>100%ポリエステル
【サイズ】S、M、L、XL
こちらのシームレスダウンパーカは、シームレスダウンパーカ(3Dカット)と機能面ではほぼ同じです。
ただし3Dカットではない分、東レの特殊技術「NANODESIGN™」を使用することでストレッチ性を実現しています。
NANODESIGN™とは、繊維をナノレベルでデザインして、繊維の特性を創り出すことができる技術です。
ユニクロの強みは高品質ながら低価格という点にあります。
シームレスダウンパーカと同程度のダウンパーカーをアウトドアブランドで購入した場合、3~6万円かかるでしょう。
一方、ユニクロのシームレスダウンパーカは、定価約15,000円でセールになると1万円以下になる場合もあります。
シームレスダウンパーカに限らず、ユニクロでのお買い物を考えている方には、年2回開催される「ユニクロ感謝祭」での購入がおすすめです!
ノースフェイスのダウンパーカー
ノース・フェイスは、アメリカの老舗アウトドアブランドで、一切の妥協を許さず、高機能を追求し、テクノロジーの限界に挑戦し続けてきました。
ノース・フェイスの特徴は、次のようにまとめられます。
- 有名なブランド名・ロゴマーク
- 自然保護に積極的
- 高品質で機能的なウェアやギアが豊富
ブランドの由来は、最も過酷なルートである「北壁(ノース・フェイス)」で、たとえ登頂困難なルートでも果敢に挑戦するという、チャレンジ精神の表れです。
ロゴにある3本のラインは、世界三大北壁を示しています。
- アイガー/スイス
- マッターホルン/スイス
- グランジョラス/フランス
創業者のダグラス・トンプキンスは、南米に広大な自然保護区を所有していました。
現在、地球や自然との関わり方を考え、サスティナブルな社会を実現するために挑戦し続けています。
ノース・フェイスのダウンパーカーの特徴は以下のとおりです。
- 光電子ダウン:微粒子のセラミックスを繊維に練り込んだ光電子®とダウンを合わせたハイブリッド素材
- 光電子PROダウン:光電子ダウンに撥水加工を施すことで、濡れても保温効果が下がりにくい
- CLEANDOWN(クリーンダウン):原毛に付着した汚れを極限まで取り除き純度100%近くまで高め、ダニや雑菌の発生を抑える
- GORE-TEX(ゴアテックス):高い防風性、耐水性があるがしっかり湿気は逃がす素材
- PERTEX Quantum(パーテックスカンタム):重量はたったの約30~35g/平方メートルの超軽量素材
アウトレットや別注モデルなど、コスパの高い商品も多くあります。
タウンユースにも適した洗練されたデザインやパープルレーベル、HYKEなどのコラボレーションも人気です。
ノース・フェイスのダウンジャケットは、機能性とデザイン性の両方に優れています。
ヌプシフーディー(メンズ)
【素材】
表地:50D Recycled Nylon Ripstop with DWR(ナイロン100%)
中わた:GreenRecycled CLEANDOWN(ダウン80%、フェザー20%)
肩部分・裏地:Recycled Nylon Cloth(ナイロン100%)
【サイズ】S、M、L、XL、XXL
【重量】770g(Lサイズ)
ヌプシフーディー(メンズ)は、ヘリテージモデルであるヌプシジャケットを、フード付きにアップデートしたダウンパーカーです。
表地は強度がある50デニールのリップストップナイロンに撥水加工を施しています。
肩部分はナイロン素材で補強することでパックの干渉を低減させ、右肩と左胸にはノース・フェイスのロゴがあります。
中わたは、環境に配慮したリサイクルダウンを使用しています。
フードは首元の保温性を高めるために内衿にもダウンを封入し、調節可能なドローコード付きです。
ヌプシフーディー(メンズ)は、アウトドアからタウンユースまで、幅広く活躍するダウンパーカーです。
メンズ向けのノース・フェイスのダウンについては、こちらの記事も参考にしてください!
【メンズ向け】ノースフェイスのおすすめダウン10選!人気モデルから新作まで幅広く紹介!
サンダーフーディ(レディース)
【素材】
表地:PERTEX Quantum Pro ECO(ナイロン100%)
中わた:HYBRID CLEANDOWN 光電子 PRO(ダウン54%、ポリエステル40%、フェザー6%)
裏地:PERTEX Quantum ECO(ナイロン100%)
【サイズ】S、M、L、XL、XXL
【重量】280g(Lサイズ)
ノース・フェイスのサンダーフーディ(レディース)の中わたは、ダウンと化繊わたを組み合わせたハイブリッドダウンを採用しています。
表地は触り心地が良く、強度も兼ね備えたパーテックスカンタムです。
撥水加工も施しています。
左胸と右肩にはノース・フェイスのハーフドームロゴがプリントされ、本体は内側のポケットに収納できます。
上からマウンテンパーカーを羽織ることが可能なほどの薄さも魅力で、細見のシルエットが魅力です。
反対に、袖の部分が若干細目に設計されているため、下に長袖を着込むのは難しくなっています。
軽くて暖かく、コンパクトなので、様々な状況で重宝するダウンパーカーです!
レディース向けのノース・フェイスのダウンについては、こちらの記事も参考にしてください!
【レディース向け】ノースフェイスのおすすめダウンジャケット10選!コーデ紹介あり
パタゴニアのダウンパーカー
パタゴニアは、アメリカのアウトドアブランドです。
以下のアウトドアスポーツに最適で高機能なウェアとギアを製造・販売しています。
- クライミング
- サーフィン
- スキー、スノーボード
- フライフィッシング
- トレイルランニング
- マウンテンバイク
パタゴニアの創業者は、イヴォン・シュイナードという名のクライマーです。
自分や仲間のクライミング・ギアを作る会社として出発しました。
環境保護にも積極的に取り組んでいるブランドで、リサイクル素材やオーガニックコットンなどの環境に優しい素材を使用しています。
自社の売上の1%を環境保護団体に寄付する「1% for the Planet」という運動を2002年に始めました。
パタゴニアのダウンパーカーは、以下のような特徴があります。
- 環境に配慮した素材を使用
- 高い保温性と軽量性
- デザイン性が高い
パタゴニアのダウンは、全てRDS認証済みのトレーサブルダウンで、動物福祉を保証しています。
防風性素材にはリサイクルされた漁網やリサイクルナイロンを使用し、海洋プラスチック汚染の削減に貢献しています。
800FP以上のダウンによる高温性や、リサイクルナイロンやリップストップ生地などの軽量な素材により、動きやすさも抜群です。
シンプルでスマートなデザインが多く、鮮やかな色使いやスポーティなデザインなので、アウトドアシーンだけでなくタウンユースにも適しています。
パタゴニアのダウンパーカーは、環境に優しく機能的でおしゃれです。
パタゴニアのジャケットについては、こちらの記事も参考にしてください!
【2024年最新版】パタゴニアのおすすめジャケット11選!
メンズ・サイレント・ダウン・パーカ
【素材】
シェルと裏地:2オンス・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル70%)のストレッチ・タフタ、PFCフリーDWR加工(有機フッ素化合物不使用の耐久性撥水コーティング)済み
中わた:700フィルパワー・リサイクル・ダウン100%(ダウン製品から再生されたダックダウンとグースダウン)
【サイズ】S、M
【重量】737g
メンズ・サイレント・ダウン・パーカは、パタゴニアの伝統を受け継ぐダウンパーカーです。
中わたは700FPで、ダウン製品から再生されたダックダウンとグースダウンを使用しています。
前面はすきま風を防ぐ2WAYフロントジッパー構造(内側と外側)で、起毛ジャージー付きの襟の裏地なので肌ざわりが優いです。
フロントポケットは、上と横の2カ所から入れることが可能で、着丈は長めなので温かく体を包み込んでくれます。
袖口のストーム・カフスは、手袋の上下にフィットするので、温かさを封じ込める構造です。
素材は柔らかくストレッチ性があるので、ストレスを感じにくい仕上がりになっています。
肩から袖まで1枚の生地なので、肩幅が気になりにくいシンプルなデザインも特徴的です。
着丈が長めのダウンパーカーが欲しい方には、メンズ・サイレント・ダウン・パーカはおすすめの一品です!
ウィメンズ・ダウン・セーター・フーディ
参照:パタゴニア公式ページ
【素材】
シェルと裏地:1.2オンス・20デニール・ネットプラス・ポストコンシューマーリサイクル・ナイロン100%のダウンが抜け出しにくいリップストップ、PFCフリーDWR加工(有機フッ素化合物不使用の耐久性撥水コーティング)済み
中わた:レスポンシブル・ダウン・スタンダード(RDS)認証済み(Control Unionによる認証880272)の800フィルパワー・ダウン100%、シェルと裏地はブルーサインの認証済み
【サイズ】XS、S、M、L、XL
【重量】343g
ダウン・セーターとは、従来のダウンよりもスリムなアウターで、セーターのようにミドラーも兼ねるパタゴニアダウンの傑作です。
ウィメンズ・ダウン・セーター・フーディは、温かくソフトなのに、丈夫でコンパクトに収納できるダウンパーカーです。
撥水性はもちろんのこと、丈夫な20デニールの生地が使われているので、長く利用することが可能です。
使われている中わたは、濡れに強く乾きも早いので、従来のダウンに比べてお手入れが簡単なので、自分で洗濯することもできます。
高山でも使用可能な800FPありながら、女性らしいシルエットなので、普段着のアイテムとしても合わせやすいダウンパーカーです。
ダウン・セーター・フーディはウィメンズだけでなく、メンズやキッズ、ベビーもあります。
カラー展開も豊富なので、家族で色違いで使うのもおすすめです!
ダウンパーカーのお手入れとメンテナンス方法
ダウンパーカーを長持ちさせるポイントは、以下のとおりです。
- 洗濯の際の注意点
- 保管方法とシーズンオフのお手入れ
- 修理やリフレッシュ
お気に入りのダウンパーカー入手したら、長持ちさせてきれいに着続けましょう!
洗濯の際の注意点
ダウンパーカーをきれいにするなら、クリーニングに出すのがベストです。
やむを得ず自分で洗濯する際には、洗濯タグで水洗いができるか確認しましょう。
水洗い不可の場合は、無理に洗濯しないでクリーニングに出してください。
天然のファーが付いているダウンパーカーをクリーニングに出す際には、追加料金が発生する可能性があります。
取り外し可能な商品もあるので、きれいにする必要がない場合は、天然のファーだけクリーニングに出さないのが無難です。
洗濯タグで水洗いができるとあっても、大きな桶や羽毛のほぐし方のコツなどが必要なので難しいです。
ダウンパーカーを水洗いする場合、基本的には中性洗剤を使用してください。
洗濯をする前には、袖口や襟元などの汚れが集中する部分などは、水で薄めた中性洗剤をスポンジに含ませて軽く叩いて汚れを落としておきましょう。
全体を洗う段階では、羽毛に洗剤を吸収させるように押し洗いをします。
1度汚れを出した洗剤は交換して、2~3回行うようにしてください。
脱水を脱水機で行う場合は、30秒~1分以内を目安に行いましょう。
保管方法とシーズンオフのお手入れ
ダウンパーカーをクローゼットに保管する際には、厚みのあるハンガーに掛けるようにしてください。
針金のハンガーを使うと、型崩れする恐れがあります。
ハンガーに吊るしたら通気性のあるカバーで覆い、他の服と間隔を開けると羽毛がペシャンコになることが防げます。
羽毛は天然素材なので、防虫剤と乾燥剤で虫が付かないよう注意しましょう。
修理やリフレッシュの方法
参照:モンベル公式ページ
ダウンパーカーが破けるなどした場合、無理に自力で修理するのは控えてください。
ダウンパーカーを自力で修理するデメリットについては、以下のとおりです。
- 羽毛の流出
- 保温性の低下
- 仕上がりの悪さ
ダウンパーカーを自力で縫うと、新な針穴によって羽毛が流出したり、縫っている最中に糸に羽毛が絡まって引っ張り出してしまう恐れがあります。
羽毛の流出によって、ダウンパーカーの保温性が低下しては元も子もありません。
素人が修理すると、かえって悪くなったり目立つことがあるのでプロにまかせましょう!
モンベルの公式ページによると、ダウンパーカーの修理を受け付けています。
中綿入りウエアの破れ修理は、修理箇所が目立たないように可能な限りキルト(小部屋)の縫い目に沿って当て布をします。破れ修理のほか、ファスナー修理なども行っています。
出典:モンベル公式ページ
ダウンパーカーが雨などでずぶ濡れなった際には、形を整えてから厚めのハンガーにかけて日陰干しをしましょう。
時々、部分々々を挟み込み空気を含ませるようにダウンをほぐしてください。
7割ほど乾いたところで、乾燥機かドライヤーで乾かします。
乾いた後は柔らかいブラシで、生地に傷をつけないように表面のほこりや毛玉を取り除きましょう。
ダウンパーカーを長く使っていると、撥水加工が弱ることもあります。
撥水機能の仕組みは、生地の表面にある針状の成分が水を水滴に変えて弾くというものです。
撥水性の低下の原因は、以下のとおりです。
- 汚れ(空気中に含まれた埃、泥、油などの不純物など)
- 撥水剤の剥離
表地に汚れが付着した場合は、湿った布で汚れを落として、ドライヤーを軽く当てるとある程度は回復します。
撥水効果を復活させるために有効なのが、モンベル「O.D.メンテナンス はっ水スプレー(170mL 990円、330mL 1320円(税込)」です。
公式のオンラインショップの商品情報には、次の説明があります。
レインウエアやテントまで幅広く使用可能で手軽にはっ水効果が得られます。防水透湿性素材の性能も損ないません。PFCフッ素化合物を使用しない環境に配慮したPFCフリーはっ水剤です。
出典:モンベル「O.D.メンテナンス はっ水スプレー 170mL」
細かなケアをダウンパーカーに施して、なるべく長く使えるようにしましょう!
まとめ
今回はダウンパーカーの魅力とおすすめの商品をご紹介しました。
機能性、保温性、デザイン性に優れたダウンパーカーは、冬~春先まで活躍します。
若干高い買い物にはなりますが、お金に余裕があるならば持っておいて損はありません。
メンテナンスをしっかりすることで、ダウンパーカーの寿命も延びるだけでなく愛着も湧いてくるでしょう。
防寒対策はもちろんのこと、コーディネートに取り入れて、ダウンパーカーをお洒落に着こなしましょう!