【徹底解説】災害時に防災グッズとして使えるキャンプ用品とは?
日常の脅威となる自然災害。
大地震や台風などの災害時に、水道や電気、ガスなどが止まってしまうことも考えられます。
防災グッズを常備しておくこともかなり大切なのですが、それをキャンプ用品で代用できるものもあります。
こちらの記事では、万が一の災害時に役にたつキャンプ用品をご紹介します。
趣味としてのキャンプにはもちろん、いざという時に自身の命を守るための大切なアイテムになるかもしれません。
キャンプ用品は災害時に防災グッズになる!
キャンプでは水、電気、ガスがサイトに無いことがほとんどです。
そんな環境でキャンプ用品を駆使して過ごすのが楽しみの一つ!
状況は違いますが、ライフラインが身近にないのがキャンプと災害の似ている部分なのです。
普段からキャンプ用品の使い方に慣れていれば災害時のストレス軽減できます。
どのようなキャンプ用品が災害時に役立つかをご紹介していきますね。
災害時を想定したキャンプ用品の選び方
災害時はキャンプ用品で自分たちのスペースと過ごしやすい環境を補うことが出来ます。
例えば、テントで居場所を確保して、ガスや電気で食べ物や明かりを作れます。
災害時を想定したキャンプ用品の選び方のコツは3点!
場所を取りすぎないサイズを選ぶ
サッと動けることが明暗を分けたりする状況におけるアイテムは、取り出しやすいサイズがベストです。
災害時は「時間がない」、「取りに戻れない」など想定外のことだらけです。
場所をとりすぎるサイズのキャンプ用品は押入れや物置の奥にしまいがちですよね。
取り出しやすいサイズ感の物を選びましょう。
軽量で運びやすいものを選ぶ
自分たちで持ち運べる量を目安に備えるのがよいでしょう。
キャンプ用あるいは防災用のリュックに実際に入れて確認してみてください。
寝袋、ガスなど入れていくとすぐに15kg越えなんてこともあります。
軽量な物を選んで自分たちで運べる範囲の物に収めましょう。
電気や水道が止まっても使えるものを選ぶ
災害時はライフラインが止まる可能性が高いです。
電気や水道が止まっても使えるものを想定して準備すると良いでしょう。
防災グッズとして使えるキャンプ用品おすすめ
シェルター
重量:865g
本体:20デニール・ポリエステル・リップストップ[はっ水加工、難燃加工]フロア:40デニール・ナイロン・リップストップ[耐水圧2,000mmウレタン・コーティング、難燃加工]レインフライ:20デニール・ポリエステル・リップストップ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング、難燃加工]ポール:アルミニウム合金(ポール径)∅8.7mm、天頂部∅10.2mm
モンベルムーンライト1型
軽量かつ設営しやすいムーライト。
月明りでも設営できるのがコンセプトのテントでモンベルの人気商品です。
ゆるキャン△の主人公が使っていたことでも有名ですね。
1人用、2人用、4人用と3種類販売されて、ソロ~ファミリーまで対応。
1人用は1.71kgの軽さ!女性でも持てる重さです。
寝袋
サイズ:レギュラー210cm×80cm
重量:865g
素材:ナイロン、タフタ、ダウン
NANGAシュラフ オーロラライト450DX
荷物を軽量化したい方へおすすめのシュラフで総重量は865gと軽く、春夏秋とスリーシーズン対応品です。
760FPのスパニッシュダックダウン90-10%配合で軽く温かくコンパクトに収納することが可能に、積載量を気にされる方におすすめの商品です。
オーロラライトは、薄型で軽量で、優れた耐水性を備えています。
雨の日やテントの結露にも強く、どんな天候にも使うことができる頼もしい寝袋。
アルミブランケットなどと併用すれば冬場の防災品として使えますよ!
ヘッドライト
サイズ:約)幅6×奥行4×高さ3.5cm
重量:(約)50g
電源:単四アルカリ乾電池×3本
ロゴスneosノンタッチヘッドライト
電気がつかないと夜は真っ暗で心配ですよね。
ヘッドライトは夜のトイレタイムや作業時に便利です。
ノンタッチモードで手をかざすだけでon/offが可能。
点滅モードがあるので緊急時のサインにも使えます。
眩しさを感じさせない赤色光モードは周りが就寝していても迷惑かけず使用できますよ。
コンパクト調理器具
サイズ:17×9.5×6.2cm
重量:150g
容量:750mℓ
素材:アルミ製(無垢)
トランギア メスティン
お弁当のような見た目ですが立派な調理器具です。
中に必要な調理器具を詰めてコンパクトにまとめることができます。
炊飯から本格調理までレパートリーがたくさんあります。
メスティンと網と燻製チップで燻製を作ることも可能です。
固形燃料でオート調理ができるので初心者の方におすすめです!
携帯式水処理装置
サイズ:約22.5×12.5cm (キャップ部分を除く)
重量:約19g
容量:0.5Lパウチ
ソーヤー ミニ SP128
災害で断水はつきものですね。
お水をストックされている方も多いと思いますがポータブル浄水器があるとより安心です。
状況によってはストック品を全て持って逃げる時間は無いかもしれません。
小型なのでお守りがわりにリュックに一つ入れておいてほしい商品です。
ペットボトルに使えるので手持ちの容器にきれいなお水を貯めることができますよ。
ポータブル電源
サイズ:355mm×265mm×253mm
重量:16kg
容量:1534Wh
Jackery ポータブル電源 1500
キャンプ、車中泊で大活躍!
ヒーターやクーラーにも使えて快適に過ごせます。
電気ケトル、ホットプレートなどの調理器具も使用可。
災害時は3~6日程度使用することが出来ます。
スマートフォンの充電は約74回使用可能で、安否確認や災害情報に役立ちますね。
マルチツール
サイズ:21mm×91mm
重量:97g
ビクトリノックス マルチツール ハントマン
みなさん、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
15機能搭載のスイスのマルチツール。はさみ、のこぎりまでついています。
ロープを切ったり、缶を開けたりと複数の用途で使えるので防災用品にもキャンプにも持っていたい道具です。
代表的な赤いカラーもいいですが、カモフラージュ柄もいいですね。
非常食や保存食
重量:100g
素材:うるち米
オニシ アルファ米ごはんシリーズ
160mlの水だけで出来上がる手軽さ、12種類も味があり美味しそうです。
白飯とおかゆはもちろんのこと、炊き込み系のご飯6種類に洋風のピラフやチキンライス、ドライカレーと種類豊富。
スプーン付きでパッケージを容器にしてすぐ食べることが出来ます。
リュックパッキング時のキャンプ道具の軽量化にもいいですね。
まとめ
防災グッズとして使えるキャンプ用品を紹介してきました。
『いざ』という時のために備えができていると気持ちも安心しますよね。
防災用品は備えることも大事ですが、自分たちで使用できることが大切。
食品も食べて味を確認することをおすすめします。
味が合わない、組み立てできないなど些細なストレスは災害時の疲弊した心では大ダメージです。
アウトドアでキャンプ用品の使い方を覚えれば災害時に役立つこと間違いなし!
災害の備えも兼ねつつ、キャンプを楽しむのはいかがでしょうか?
防災グッズに関してはこちらの記事でもご紹介しているので、合わせて確認してみてください。
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