アウトドアでも家でも大活躍の「クスクス」を使ったレシピを6個紹介!
クスクスとは、小麦粉に水を加えて小さな粒にしたもので、世界最小のパスタとも呼ばれています。北アフリカやヨーロッパで人気の食材で、簡単に調理できて栄養バランスも良いです。今回は、アウトドアでも家でも大活躍の「クスクス」を使ったレシピを6個紹介します。どれも美味しくて手軽に作れるので、ぜひ試してみてください。
クスクスってどんな食材?
参考:クックパッド
クスクスは特定の小麦粉に水を加えて小さな粒にした食材です。約1㎜の粒は食べると独特の食感が楽しめます。
北アフリカの国々、特にモロッコやチュニジアでよく食べられており、野菜、肉、魚との煮込み料理やソースに使われることが多いです。フランスやイタリアのようなヨーロッパ諸国でも人気があり、サラダやパン作りにも活用されています。
クスクスはどうやって使う?
参考:楽天レシピ
クスクスの調理は簡単です。基本は、熱湯をクスクスにかけ、蓋をして数分待つだけで、ふわふわのクスクスがすぐに完成します。
- サラダ・・・野菜やハーブ、ドレッシングと混ぜ、クスクスサラダとして楽しめます。特に夏は、冷たいクスクスサラダがおすすめ。
- スープやシチュー・・・スープやシチューにも良く合う食材です。調理済みのクスクスを加えるだけで、料理が一段と豪華に。
- メインディッシュ・・・肉や魚との組み合わせや、ソースとの合わせ料理も。スパイスを足せば、風味もアップ。
さらに、クスクスはおにぎりやスイーツ、パン作りにも使える多様な食材です。手軽で多様性に富むクスクス。初めての方も気軽に試せるので、ぜひ料理に取り入れてみてください。
クスクスはなぜ優秀な食材なのか
参考:クラシル
クスクスは簡単に調理できるだけでなく、栄養価も高くて食べ応えもあります。クスクスは小麦粉から作られているので、炭水化物やたんぱく質が豊富です。食物繊維やビタミンB群、ミネラルなども含まれています。さらに、低カロリーで低脂肪なのでダイエットにもおすすめです。
また、色々な料理に合わせやすく、バリエーションも豊富です。和風や洋風、中華風などの味付けができるほか、サラダやパンなどの副菜としても使えます。アウトドアでも家でも手軽に作れるので便利です。
クスクスはどこで購入できる?
日本ではまだあまり一般的ではないかもしれませんが、クスクスは輸入食品店やスーパーなどで見かけます。また、ネット通販でも購入することが可能です。クスクスは保存がきくので、まとめ買いなどで常備しておくのもよいでしょう。
クスクスを使ったおすすめのレシピ6選!
モロッコ風トマトとチキンの野菜鍋
参考:レシピッタ
【レシピ】
必要な材料:(4人分)
ひよこ豆(水煮):1缶
鶏もも肉:2枚
玉ねぎ:1個
赤・黄パプリカ:各1/2個
ズッキーニ:1本
なす:1本
オリーブオイル、塩、こしょう:各適量
白ワイン:100ml
クスクス:1カップ
その他(しょうが、レーズン、カットトマト缶、水、コンソメ、クミン、ターメリック):適量
【作り方】
・ひよこ豆の水気を切る。鶏もも肉、玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニ、なすを一口大にカット。なすは水にさらす。
・オリーブオイルを熱した鍋で鶏肉に焼き色をつける。白ワインを加え、アルコールを飛ばす。野菜と調味料を追加。
・沸騰したらアクを取り除き、弱火で約30分煮込む。
・クスクスは熱湯、オリーブオイル、少量の塩を加えて5分間蒸らす。
・煮込みが完成したら、クスクスにかける。
モロッコ風の鍋は、日本の鍋とは違い、煮込み料理のような深みのある味わいです。鶏肉と野菜の風味が凝縮され、トマトの酸味もマイルドに。クスクスと合わせて食べると、一層の美味しさを感じられます。家でもアウトドアでも楽しめる一品です。
クスクスのサラダ「タブレ風」
参考:レシピッタ
【レシピ】
必要な材料(2〜3人分)
クスクス:120g
沸騰したお湯:120ml
オリーブオイル:大さじ2
塩:少々(お好みで)
こしょう:適量
きゅうり:1本
トマト:1個
玉ねぎ(赤または白):半分
イタリアンパセリまたはセロリ:1束または1本
レモン汁:大さじ2
【作り方】
・クスクスを大きなボウルに入れます。
・オリーブオイルと塩を加え、よく混ぜます。
・沸騰したお湯を注ぎ、しっかりと混ぜ合わせます。
・ラップをして10分待ちます。
・その間に、きゅうり、トマト、玉ねぎ、イタリアンパセリ(またはセロリ)をみじん切りにします。
・10分後、クスクスをほぐし、切った野菜を加えます。
・レモン汁とこしょうを加え、味を調整します。
ランチや軽い夕食、さらにはパーティーにもぴったりです。特に、レモン汁がアクセントとなり、さっぱりとした味わいが楽しめます。また、好きな野菜やハーブを加えることで、自分好みの一品にアレンジ可能です。短時間で作れるので、忙しい日でも手軽に楽しめます。
アラビアータ風リゾット
参考:レシピッタ
【レシピ】
必要な材料(1人分)
ピュアオリーブオイル:大さじ1
にんにく(みじん切り):1/2片
唐辛子:1本
玉ねぎ(みじん切り):1/8個
ウインナー(細かくカット):1本
トマトソース(市販のアラビアータ用):約100cc
水:100cc
オリーブ:約1粒
クスクス:約30〜50g
【作り方】
・フライパンにオリーブオイル、にんにく、唐辛子を入れ、弱火で香りを出します。
・玉ねぎを加え、透明になるまで炒めます。
・ウインナーを追加し、さっと炒め合わせます。
・トマトソースと水を加え、一度煮立たせます。
・ソースが沸騰したら、クスクスを投入し、よく混ぜます。
・オリーブを加え、弱火でクスクスがふくらむまで5分程度待ちます。
・仕上げに、好みでバジルやオレガノ、粉チーズを振りかけます。
このクスクスのアラビアータ風リゾットは、時間がないときにも短時間で作れるのが魅力です。ピリッとしたスパイスが効いていて、食欲をそそります。特に、クスクスはお湯で戻すだけでなく、このようにソースで煮ると一層美味しくなります。キャンプなどのアウトドアでも簡単に作れるので、多くの場面で楽しめます。ぜひお試しください。
④クスクスピラフ
参考:レシピッタ
【レシピ】
必要な材料(メスティン500ml用)
玉ねぎ:1/8個
ベーコン:1枚
オリーブ油:小さじ2
ミニトマト:4個
ペペロンチーノソルト:小さじ1
水:100cc
クスクス:1/2カップ
【作り方】
・玉ねぎ、ベーコン、ミニトマトをそれぞれ切っておきます。
・メスティンにオリーブ油を入れ、玉ねぎとベーコンを炒めます。
・次にミニトマトとペペロンチーノソルトを加えてさっと炒め合わせます。
・水を注ぎ、沸騰したら火から下ろします。
・クスクスを加え、よく混ぜた後、蓋をして10分待ちます。
クスクスピラフは、アウトドアでも手軽に楽しめる一品です。特に、ペペロンチーノソルトがアクセントとなり、シンプルながらも風味豊かな味わいが楽しめます。クスクスはお湯と混ぜて蓋をするだけで簡単に調理できるので、アウトドアでの料理にも最適です。
⑤クスクスとケールのシーフードサラダ
参考:レシピッタ
【レシピ】
必要な材料(2〜4人分)
クスクス:2〜30g
熱湯:2〜30ml
ケール:1パック(大4枚)
アボカド:1/2個
ミニトマト:5個
ボイル海老:5匹
刺身用ほたて:5つ
塩、ブラックペッパー:お好みで
オリーブオイル:大さじ1〜2
パルミジャーノチーズ:大さじ1
半熟ゆで卵:1個(オプション)
【作り方】
・クスクスと熱湯をボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。その後、ラップで蓋をして5分蒸らします。
・クスクスが蒸らし終わったら、少量のオリーブオイルを加えてふわふわになるまで混ぜます。
・ケールとアボカドを食べやすい大きさに切り、ミニトマトは半分にカットします。
・切った野菜とシーフード、調味料をボウルに加え、全体がよく混ざるように優しく混ぜ合わせます。
・お皿に盛り付け、お好みで半熟ゆで卵をトッピングして完成です。
このシーフードサラダは、手軽に作れる上に、見た目も華やかでおもてなしにもピッタリです。シーフードの代わりに生ハムやグリルチキンを使っても美味しいですよ。特に、ケールの栄養とシーフードの旨みが絶妙にマッチしています。
⑥ベジタブルホワイトミネストローネ
参考:レシピッタ
【レシピ】
必要な材料(2〜3人分)
オリーブオイル:大さじ1
ベーコン:1/2パック(薄切り)
ニンニク:1片(みじん切り)
玉ねぎ:1/2個
人参:1/3本
いんげん:2〜3本
セロリ:1/4本(オプション)
塩:小さじ1〜2
水:600cc
クスクス:大さじ1.5
白胡椒:適量
パセリ:適量(トッピング用
【作り方】
・ニンニク、ベーコン、野菜を食べやすい大きさに切ります。
・鍋にオリーブオイルを熱し、ベーコンを弱火で焼きます。
・脂が出てきたら、ニンニクを加えて香りを出します。
・野菜と少量の塩を加え、玉ねぎが透明になるまで炒めます。
・水を加え、一度沸騰させたら火を止めます。その後、クスクスを加えて蓋をし、10分ほど蒸らします。
・塩、白胡椒、パセリで味を整えて完成です。
このホワイトミネストローネは、コンソメやトマトを使わずに、野菜とベーコンの旨味だけで美味しさを引き出しています。クスクスを加えることで、スープにほんのりとしたとろみと食べ応えが出ます。冷蔵庫の残り野菜で簡単に作れるので、ぜひお試しください。
まとめ
参考:楽天
短時間で調理でき、栄養価も高いので健康志向の方にもピッタリな万能食材です。サラダに混ぜれば夏のリフレッシュ食に、スープやシチューに加えれば一品が豪華に変身。
スパイスを効かせたメインディッシュで家族や友人をびっくりさせましょう。アウトドアでのBBQやキャンプでも大活躍するので、手軽に料理の幅が広がります。この機会に、クスクスを使った新しいレシピに挑戦してみましょう!