コールマン

コールマンの「ツーリングドーム」徹底解説|ST・LXの種類や使い方、レビューまで完全ガイド!

アイキャッチ画像参照:Coleman

これからツーリングやソロキャンプを始めようと考えている方へ。今回はコスパ最強のコールマンのツーリングドームについてご紹介させていただきます。125年の歴史を持つコールマンが開発した機能性に優れたツーリングドームについて長所や短所、設営方法、種類など余すことなくお伝えさせていただきます。

コールマンのツーリングドームとは

コールマン

参照:Coleman

コールマンとは125年の歴史を持つアメリカ発祥のアウトドアブランドです。ランプ作成から始まったコールマンですが、1950年頃からその他のアウトドアギアの作成にも取り掛かるようになりました。ツーリングドームもその1つです。日本向けのツーリングドームが販売されるようになったのは最近ですが、その使いやすさやコスパの良さから多くのファンを魅力しています。

コールマンのツーリングドームのメリット

メリット

参照:iStockphoto

初心者でも扱いやすい

初心者

参照:Coleman

コールマンのツーリングドームは設営方法がとても簡単で初心者でも手間取ることなく設置することができます。通常のテントであれば四隅についているエンドピンにポールを差しますが、コールマンのツーリングドームは背面側の設置になります。さらにピンを差すのではなく、ポケットにポールを入れる「ポールポケット式」を使用しているのでピンを差す設営よりも簡単かつスムーズに設営を行う事ができます。また、ポケット式はピン式よりもポールが外れにくく、安全でもあります。

コストパフォーマンスが最強

コスパ

参照:Coleman

コールマンのツーリングドームはコスパ最強の商品です。前面と後面が共にメッシュになっているので通気性がよく、夏場や暑い日に重宝されます。また、インナーテントの天井にも窓があり、ジッパーを開けるとメッシュになり、テント内の空気循環をしてくれます。テント内は寝袋を2つ並べられるくらいの広さがあり、十分な広さがあります。このように低価格にも関わらず、高機能を備えたツーリングドームになっています。

前室スペースが広い

スペース

参照:Coleman

コールマンのツーリングドームは通常のテントよりもテント前のスペースが広くなっています。さらに別売りのポールをつけることで最大約150cmまで拡張することが可能です。広々とした前スペースには荷物を置いたり、椅子を置いてリラックスしたりと様々な用途に使用できます。

ツーリングドームのデメリット

デメリット

参照:iStockphoto

室内の高さが少し低め

高さ

参照:Coleman

コールマンのツーリングドームは一人でも簡単に設置できる設計となっているので通常のツーリングドームと比較すると天上が低い傾向にあります。ほとんどが高さ100cmなのでドーム内で立ち上がったりする場合、かがまなければならないので多少の不便さがあります。

重量が大きい

重量

参照:Coleman

コールマンのツーリングドームは重量が4kg以上とバイクツーリングを想定した場合かなりの重量となってしまいます。軽量でよりコンパクトなドームを探している場合、総重量のことを考えると悩ましい選択になってしまいます。ただし、重量がある分機能性は保証されています。自分が何を重視するかによって選ぶのが無難かもしれません。

冬の寒い時期には向いていない

寒い

参照:Coleman

コールマンのツーリングドームはメッシュを多く使用しているため、通気性に優れています。また、冷気の侵入を防ぐためのスカートも付いていないので寒い時期の使用には向いていません。なので春~秋にかけての温かい時期の使用がおすすめです。防寒用のギアをしっかりと用意していれば冬でも使えないことはありませんがその分荷物も多くなってしまいます。

ツーリングドーム全種類紹介

ST・ツーリングドーム

【基本情報】
・タイプ:ST
・サイズ(m):長さ2.1×幅1.2×高さ1
・重さ:約4.5kg
・素材:繊維強化プラスチック(ポール)・ポリウレタン/ポリエチレン(テント)・ポリエステ
ル(フライシート)
・カラー:グリーン・グリーン&ブラック・グレー・ホワイト

コールマンの代表的なドームテントのSTタイプです。通気性が良く、日光による温度上昇を抑えてくれるので熱がこもりにくく、蒸し暑い日でもぐっすりと眠ることができます。雨が降ってしまっても防水生地を使用しているので雨が浸み込んできたり、直接雨が入ってくることはありません。STタイプなので大人1人での使用をおすすめします。

LX・ツーリングドーム

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【基本情報】
・タイプ:LX
・サイズ(m):長さ2.1×幅1.8×高さ1.1
・重さ:約5.4kg
・素材:繊維強化プラスチック(ポール)・ポリエステル(テント/フライシート)
・カラー:シルバー・ホワイトシルバー・グリーン・黒ベースランダム模様

コールマンの代表的なドームテントのLXタイプです。通気性が良く、日光による温度上昇を抑えてくれるので熱がこもりにくく、蒸し暑い日でもぐっすりと眠ることができます。雨が降ってしまっても防水生地を使用しているので雨が浸み込んできたり、直接雨が入ってくることはありません。LXタイプなので大人2人でもゆとりを持って過ごすことができます。

PEAK1・ツーリングドーム

【基本情報】
・タイプ:ST/LX
・サイズ(m):長さ2.24×幅1.32高さ(ST)/1.07長さ2.29×幅1.83高さ1.14(LX)
・重さ:約2.7kg(ST)/約3.4kg(LX)
・素材:アルミニウム(ポール)・ポリエチレン/ポリウレタン(テント)・ポリエチレン(フラ
イシート)
・カラー:オレンジ&ブラック

STとLX両方のタイプがあるドームテントです。防水生地が使用されているので雨に強く、最大2000mmまで耐えることができます。また、風にも強く最大で45MPHの風にも耐えることができます。ソロキャンプやツーリングが初めての方は急な天候の変化に不安になってしまいます。ですが、このテントは雨風に強いので急な天候の変化でも安心です。

Sundome

【基本情報】
・タイプ:ST
・サイズ(m):長さ2.13×幅1.52×高さ1.22
・重さ:約3.4kg
・素材:ー
・カラー:ネイビー・グリーン

コールマンの日本未発売のSundomeテントです。アメリカでは一般的なツーリングドームとして圧倒的な人気を誇っています。コールマン独自の技術を取り入れることでシンプルながらも、雨や風に強いテントになっています。Amazonでは並行輸入品として取り扱っています。輸入商品なので日本語の説明書はついていないので注意が必要です。

インスタントアップドーム

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【基本情報】
・タイプ:S
・サイズ(m):長さ2.1×幅0.9×高さ1
・重さ:約4.2kg
・素材:繊維強化プラスチック(ポール)・ポリエステル(テント/フライシート)
・カラー:コヨーテ

名前の通り簡単に設営、撤収ができるドームテントです。STよりも若干小さいサイズになっていますが、1人で使用する分には問題なく使用できます。コールマンのドームテントらしく前室が広くなっているワンタッチコンパクトテントです。防水機能も付いているので突然の雨でも問題ありません。

クイックアップドーム

【基本情報】
・タイプ:LX
・サイズ(m):長さ2.1×幅1.8×高さ1.1
・重さ:3.9kg
・素材:合金鋼(ポール)・ポリエステル/ポリウレタン(テント)・ポリエステル(フライシー
ト)
・カラー:ホワイトシルバー

コンパクトに収納可能なドームテントです。収納時にはΦ68×6cmになります。さらに運びやすいようにキャリーケースにはショルダーストラップが付いています。また、対水圧にも優れており、約30000mmまで耐えることができます。LXタイプなので2人で使用するくらいがちょうどいいサイズ感です。

Kids Wonder Lake

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Coleman(コールマン)
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【基本情報】
・タイプ:ー
・サイズ(m):全高2.1
・重さ:2.4kg
・素材:ー
・カラー:ブルー

子供用の小さめのドームテントです。大人が使用するにはかなり小さめのサイズとなっています。お子様とのキャンプやツーリングで使うと言うよりはご自宅の庭等での使用を想定しています。もちろんキャンプなどでの使用も可能です。ただしお子様のすぐ横に自分のテントを設営し、何かあってもすぐに対応できるようにしましょう。

STとLXはどちらを選ぶべき?

ST-LX

参照:Coleman

コールマンのツーリングドーム、STとLXはサイズの違いのことです。STだと寝袋を2つ敷ける広さですが、大人が2人寝るには少々窮屈になってしまいます。大人1人と子供1人くらいがちょうどいい定員です。一方、LXは定員が2人~3名様となっており、寝袋を2つ敷いてもゆとりのある広さです。サイズが大きい分LXの方が重量があります。使用方法や人数に合わせたサイズを選びましょう。

ツーリングドームの使い方

使い方

参照:Coleman

設営方法

設営

参照:Coleman

コールマンのツーリングドームは設営方法がとても簡単です。初心者でも問題なく設営することができると言われているだけあり、設置方法はとてもシンプルです。まず設営場所を決めたらインナーテントを設営します。その後、前室用のポールを設置し、フライシートをかけます。最後にインナーテントとフライシートを固定し、ペグを打ち付ければ完成です。慣れてくれば10分以内での設営が可能になります。

撤去方法

撤去

参照:iStockphoto

コールマンのツーリングドームを撤去する際には設営時と逆の手順で1つ1つ解体していきます。設営よりも撤去作業の方が簡単なので問題なく設営できたのであれば撤去も問題なくできるでしょう。ただし、撤去の際には外したポールが跳ねてけがをしてしまう可能性があるのでポールはしっかりと持ち、1つ1つ丁寧に撤去作業をしましょう、

使用上の注意点

ポイント

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コールマンのドームテントを使用する際はできるだけ、水はけがよく、平らで風の影響を受けにくい場所を選んで設営するようにしましょう。強風によってタープやテント本体が飛ばされてしまう可能性があります。また、本体に防水効果がありますが、長時間水に晒されていたり、使用後にきちんと乾かさないと防水効果が落ち、色移りやカビや錆びの原因になります。

ユーザーの声を紹介

口コミ

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夏の快適キャンプに!

日中もひんやり涼しく過ごすことができました!
フルクローズすると、光が入ってくることもなく快眠!
夜間はクリアルーフウィンドウで星空を眺めることもできて自然をより感じることができました!
設営も簡単で女性でも楽々!

これからの暑い時期はダークルーム一択ですね。

以前はツーリングドームLXを持っていたのですが、製品自体はコンパクトで設置も簡単で気に入ってましたが、夏場の暑さに耐えられないので、手放してしまいました。
その後、LX+のダークルームに食指が動き出していた頃にエアーが発売されたので、我慢できずに「ツーリングドームエアー/LX+とヘキサタープ ヘキサライト+、アルミポールセット LX シルバー、リバーシブルファンベンチレーション」のコンプリートセットで購入しました〜‼️
ダークルームは、持っているサーカスTCDXや、モーニンググローリー、ソロソウルウォウウォウなどのポリコットンテントよりも遮熱性能が高く、加えてリバーシブルファンベンチレーションが就寝時に効果絶大で、熟睡できました。
もう、暑い時期にはこのセット以外は考えられないです。

やっぱりコールマン

キャンプ歴28年
色んなテントを使ってきたがやっぱりコールマンは最高
価格・サイズ・強度・建てやすさ・その他もろもろ
やっぱりコールマンは最高!

キャンプツーリング用に購入

商品名通りのツーリング用で購入しました。
設営も収納も一人で簡単にできるサイズ感です。収納袋にはゆとりがあり、てきとうに畳んで詰め込んでも労なく収まりました。私は「帰ったらどうせまた広げて干すから」と、てきとうに片付けるタイプなのでありがたいです。
初回使用時でしたが、大雨に振られても浸水などなく一晩過ごせました。

出典:Coleman

まとめ

いかがでしたか?コスパ最強、初心者向け、安心安全のコールマンのツーリングドームについてご紹介させていただきました。もちろんデメリットもありますが、夏にはぜひ重宝したい逸品となっています。これからソロキャンプやツーリングを始めようと考えている方、候補の1つとして考えてみてはいかがでしょう。

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