ソロキャンパー必見!おすすめのキャンプ用鉄板10選を選び方と共に解説
アイキャッチ画像参照:JHQ公式
鉄板で食材を焼く理由はひとつ。そう、格段に「美味しい」のです。
とはいえ、わざわざ鉄板をスタメンに入れ込む程のものでもないだろう。マルチに使えるメスティンもあるし。
そんな読者の方々に伝えたいのがアップデートされ続ける鉄板市場が激アツな件。
多種多様なラインナップの中から今回はソロキャン用にフォーカス。2023年は食材の美味しさを最大限に引き出す調理法にこだわっていこうではありませんか!
あえて網ではなく鉄板を選ぶ理由とは?
キャンプで焼くなら網一択なんて勿体ない。網では焼けないお好み焼き・焼きそばをはじめとする鉄板料理が楽しめるほか、朝日を見ながら卵・ベーコンを同時に調理すれば朝食も完璧。
なにより鉄板で焼いた肉の美味しさたるや!まさにレベチなのです。
極めつけに網より丈夫ときたら、もうスタメンに追加するほかありません。
鉄板の選び方
一言では片付けられないほど奥が深い鉄板。サイズ・形状・デザインと選択肢がありすぎて何が良いのか分からない!
そんな読者にむけてまずは見るべきポイントを4つに分けてご紹介。
- 厚みで選ぶ
- 形状で選ぶ
- サイズで選ぶ
- 予算で選ぶ
厚みで選ぶ
画像参照:LGASIA公式
「厚いほど美味しく焼ける」。確かに厚さ10mm以上になると、分厚い肉もおてのものではありますが、厚みと重さは比例します。
ソロキャンとなると荷物はコンパクトにいきたいところ。さくっと使用するには3mmから5mm程度がおすすめです。
形状で選ぶ
画像参照:楽天市場
鉄板は平らなものだけではありません。
フラットな「平型」・食材がこぼれにくい「フチあり型」・余分な油をカットしてくれる「波型」・余分な油を落としてくれる「穴あき型」・熱伝導率が均一な「丸型」と、用途によって使い分けられるよう形状も様々。形状は食材・料理に合わせて選ぶのがポイントです。
サイズで選ぶ
画像参照:楽天市場
手持ちの焚き火台・炭火台・バナーとの相性・収まりの良さなどを考慮する際にもサイズ感は重要。
今回はソロキャンでの使用を想定しているため、サイズは20cm前後がおすすめです。
ゆっくりとお酒を楽しみながら肴を焼きたい。という人にはメスティンに忍ばせることができるほど極小のサイズ感も◎。
予算で選ぶ
厚み・形状・サイズ感と種類も豊富だからこそ、価格帯も様々です。基本的には4000円台前後が多く見られますが、100円ショップが展開している「バーバキュー用鉄板」はワンコインで購入可能。
後ほどご紹介するキャプテンスタッグの「鋳鉄・Sサイズ」は1000円以下とリーズナブルなため、鉄板ライフを手軽に始めたい初心者さんにおすすめです。
ソロキャンパーにおすすめのキャンプ用鉄板10選
それでは早速、編集部が厳選したソロキャン用鉄板10選をご紹介!
冒険用品「ヨコザワテッパン」
サイズ:20cm×15cm
厚さ:4.5mm
材質:合金鋼
重量:1000g
冒険用品の「ヨコザワテッパン」は無骨なデザインが魅力の平型鉄板。コンパクトながら厚みもしっかりとあることで熱をしっかりとためてくれます。すっきりとしたデザインだからこそ、どの部分で焼いても焼きむらが出ないのも特徴。
野菜・魚介・パンと色々な食材が焼けますが、肉専用として持っても良いほど断然肉派にもおすすめの一枚。
ボーンズラボ「SMALL PLATE 2」
サイズ:12×17cm
厚さ:3.2mm
材質:黒皮鉄
重量:455g
ボーンズラボのSMALL PLATE 2はコンパクトなフラットタイプの鉄板です。取っ手には栃木レザーでつくられた持ち手カバーと、細部にわたるこだわりが垣間みれます。バーナーでの使用が前提ではありますが、カバーをとれば炭火での使用も可能。
シンプルながらもエッジの効いたデザインで使う度に愛着が湧く一枚。
大久保鉄鋼「男爆鉄板 フチあり」
サイズ:約16.5cm x 19.5cm
厚さ:約4.5mm
材質:鉄
重量:約1.2kg
大久保鉄工「男爆鉄板 フチあり」は4辺曲げ加工が施されたフチあり鉄板です。山梨県でアウトドアに精通する職人によってひとつひとつ手作りで生み出された逸品。
メスティン・Lメスティンにスタッキングできるものから、BIG・MEGAとシーンや用途に合わせて使い分けられる豊富なサイズ展開も優秀すぎます。
F&C「黒皮鉄板 ピコグリルサイズ」
画像参照:F&C公式
サイズ:25.8cm×19.5cm
厚さ:約4.5mm
材質:鉄
重量:1581g
F&Cの「黒皮鉄板 ピコグリルサイズ」は4面が少し板曲げされたフチあり鉄板です。同メーカーのピコグリルにフィットする専用設計ですが、他メーカーのものにも適合するのでピコグリルユーザーにおすすめの一枚。
全てのメーカーに適合するとは限らないため、購入前に要確認です。
Hot Camp ソロキャンプ 極厚プレート
サイズ:15×15cm
厚さ:4.5mm
材質:鉄
重量:870g
ホットキャンプのソロキャンプ 極厚プレートはガス・直火・IHに対応したフチあり調理用鉄板です。1番小さな手のひらサイズのS・M・Lとサイズ展開も豊富。調理スタイルに合わせたサイズ選びができるのも嬉しいポイントです。
メイド・イン・ジャパンの高品質な1枚をぜひ。
キャプテンスタッグ「鋳鉄・Sサイズ」
サイズ:15.5×8cm
厚さ:15mm
材質:鋳鉄
重量:380g
キャプテンスタッグの鋳鉄・Sサイズはフチありタイプの鉄板です。同ブランドのアルミ角型クッカーにフィットするだけでなく、クライムストーブにもぴったりな専用設計。なにより鉄板だけでなく取っ手もついて1000円以下とリーズナブルな価格設定に惹かれます。
鉄板をちょっと使ってみたいという初心者にもおすすめです。
ユニフレーム「ユニ鉄」
サイズ:20cm×20cm
厚さ:17mm
材質:ダクタイル鋳鉄
重量:1450g
ユニフレームのユニ鉄はフラット・溝ありが同時に楽しめるフチあり鉄板です。フチがしっかりと立ち上がっているので食材・油がこぼれにくいのも嬉しいポイントです。溝あり部分で肉を焼きながら余分な脂を落とし、フラット部分で別の調理もできるマルチな1枚。
別売りのウェ〜ブ焼網ハンドルがあれば移動も楽々。
JHQ「鉄板マルチグリドル」
サイズ:21.5×19cm
厚さ:4mm
材質:アルミニウム合金
重量:約330g
JHQの鉄板マルチグリドルは焼く・炒める・煮る・揚げるとマルチに使える調理器具です。その万能さは百も承知だからこそ、1枚は持っていたいギアのひとつ。従来の30cmオーバーなサイズ感ではなく、19cmのコンパクトタイプなのでソロキャンにはぴったりです。
面倒なシーズニングが不要なうえ、調理後のお手入れが楽なのも魅力。
millio「鍛造ソロ鉄板〈正方形〉」
サイズ:15cm×15cm
厚さ:8mm
材質:アルミニウム合金
重量:1,450g
millioの鍛造ソロ鉄板〈正方形〉は厚さ8mmの極圧鉄板です。厚みがあるからこそ蓄熱性が高く、一度熱するだけで余熱調理が楽しめます。焚き火での使用も考慮してか18cmと長めのハンドルからも細かな配慮が伺えます。
無骨なデザインに心奪われますが、使うとさらに虜です。
THE IRON FIELD GEAR「TAKI BE PAN mini」
サイズ:15.2cm×35.6cm
厚さ:2.8mm
材質:スチール(ホーロー)
重量:約930g
THE IRON FIELD GEARのTAKI BE PAN miniは穴あきタイプの鉄板です。遠赤外線効果が高い黒色ホーロー加工が食材を内部から温めるため、美味しく調理ができるのがポイント。シーズニングが不要で表面も加工されているのでお手入れも楽々。
お肉はもちろん、脂がきになるホルモンもジューシーかつヘルシーに焼き上げます。
まとめ
鉄板の「厚み」と料理の「美味しさ」は比例すると言われていますが、ソロキャンだからこそギアひとつひとつの「軽さ」も考慮したい。
そんな気持ちから鉄板1枚が1kgを超えてくると一軍スタメンには不向き。そう使う前から決めてしまうのは勿体ない!その魅力に気づくと沼にはまること必至です。
いくつも欲しくなる、そんかギアのひとつが鉄板なのです。
ソロキャンプには丸型の鉄板もおすすめです。
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