冬用シュラフ

極寒キャンプも安心の冬用寝袋価格別おすすめ12選!失敗しない選び方と保温テクニックも紹介

極寒の冬キャンプでも快適に眠りたい方必見!気温がぐっと下がる季節にこそ頼れる、価格別おすすめ冬用寝袋12選をご紹介。
暖かさ・機能性・コスパをしっかり比較して、あなたに最適な一枚を見つけましょう!

冬キャンプ用の寝袋の選び方

冬キャンプを思いきり楽しむためには、夜の冷え込みに備えた寝袋選びが欠かせません。
気温や使用シーンに合わせて最適な寝袋を選べば、快適な睡眠で翌日のアクティビティも万全!
ここでは、冬用寝袋を選ぶ際にチェックすべきポイントをわかりやすく解説します。

快適温度と限界温度を見る

快適温度と限界温度

快適温度とは一般的に「寒さを感じず、快適に眠れる温度」を示す指標です。
特に寒さに敏感な人や女性を基準に設定されており、冬キャンプではこの数値が実際に使用する際の目安になります。
限界温度とは「体を縮こませる姿勢(丸まる姿勢)で耐えられる下限の温度」。
寒さに強い男性を基準にした数値で、あくまで“なんとか眠れる”ラインです。
快適に過ごすには余裕を持って選ぶことが大切です。

中綿の素材で選ぶ

中綿の素材

冬用寝袋の暖かさや軽さは、中綿に使われる素材で大きく変わります。
それぞれ特徴が異なるため、用途や予算に合わせて選ぶことがポイントです。代表的な中綿素材を以下でご紹介します。

  • ダウン
    →軽量で保温性が非常に高く、収納性も抜群。寒冷地に最適。ただし水濡れに弱く、価格は高め。
  • 化学繊維(ポリエステル)
    →水に強く、コスパも優秀。手入れしやすく初心者にもおすすめ。ダウンに比べるとやや重く、かさばりやすい。
  • 撥水ダウン(ハイドロフォビックダウン)
    →ダウンに撥水加工を施した高機能素材。濡れても性能低下しにくいが、価格がさらに高くなる傾向。

形状で選ぶ

形状の種類

選ぶ際の参考に、代表的な2種類をご紹介します。

  • 封筒型(レクタングラー型)
    →寝返りがしやすく、普段の布団に近い快適な寝心地。
    ゆったりと使用できる反面、隙間ができやすく保温性はやや低め。車中泊や比較的暖かい環境に適しています。
  • マミー型
    →頭から足先まで体にフィットする形状で、熱を逃しにくく冬キャンプ向け。
    コンパクトに収納できるのも魅力の一つ。ただし、窮屈さを感じることもあります。

寒さ対策が最優先ならマミー型、快適さを重視するなら封筒型と、目的に合わせて選びましょう。

サイズや重量で選ぶ

サイズや重量

冬用寝袋はサイズや重量も重要なチェックポイントです。
体にフィットしすぎると窮屈になり、逆に大きすぎると寝袋内の空気が温まりにくくなります。
また登山や徒歩キャンプでは軽量・コンパクトなモデルが使いやすい一方、車移動なら多少かさばっても保温性重視で選べます。
用途に応じたバランスが大切となります。

機能性も要チェック

機能性

冬用寝袋には、快適性と保温力を高めるさまざまな機能があります。
ドラフトチューブやフード調整、ジッパーの噛み込み防止、撥水加工など、細かな工夫が寒さ対策に直結します。
使用環境に合った機能を選ぶことで、より安心して冬キャンプを楽しめます。

冬用寝袋のおすすめ12選を価格帯別に紹介

それではそれぞれの価格帯のおすすめの商品をご紹介します。

高コスパなエントリーモデル

Naturehike 公式 寝袋 マミー型 シュラフ 冬用

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:オールシーズン
温度定格:4℃
材質:ポリエステル
中綿の素材:ポリエステル

人間工学に基づくマミー型デザインが体をしっかり包み、優れた保温性で冬の寒さから守ります。
撥水加工を施した耐久性の高いポリエステル生地と化繊中綿により、水濡れに強く快適な暖かさをキープ。
単層のMJ300とダブル層のMJ600の2タイプを展開し、-5℃まで対応するオールシーズン利用可能な寝袋で使い勝手が良い商品です。

BUNDOK BDK-61 マミー型シュラフ

・基礎情報

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:オールシーズン
温度定格:-10℃~4℃
中綿の素材:ポリエステル(ホローファイバー)

−5℃まで対応し、マミー型で体をしっかり包み込むため寒い季節でも安心して使用できます。
防水加工のナイロン表地とポリエステル中綿で保温性と耐久性のバランスが良く、約2.4kgと扱いやすい重量で車中泊や冬キャンプにも最適。
コストパフォーマンスにも優れたエントリーモデルです。

Coleman パフォーマーIII/C10 寝袋

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:オールシーズン
温度定格:10℃
中綿の素材:ポリエステル

封筒型で使い勝手がよく、初めてのキャンプや車中泊に最適な入門用寝袋です。
快適温度は約 10℃以上、使用サイズは約 80×190 cm、重さは約 1.1 kg と軽量・コンパクトで、持ち運びにも便利。コストパフォーマンスが高く、暖かさより手軽さや価格重視で選ぶ人にとても向いています。
夏〜初冬、春先までの比較的温暖な季節で、まずは気軽にキャンプを試してみたい人におすすめです。

HAWKGEAR マミー型寝袋

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:オールシーズン
温度定格:-20℃~-10℃
中綿の素材:中空ファイバー

最低使用温度「-15℃」まで対応し、真冬のテント泊や車中泊でも頼りになるマミー型寝袋です。
マミー型なので体にフィットして熱が逃げにくく、防寒性が高いのが特徴。中綿に中空ファイバーを使用し、簡易防水&丸洗い可でメンテナンスも簡単。
軽量かつコンパクトで持ち運びしやすく、コスパ重視する方にも適した一本です。

2~3万円台のミドルモデル

Naturehike 雪鳥 ダウンシュラフ

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:冬
温度定格:-20℃~3.8℃
中綿の素材:ダウン

快適温度帯〜-20°Cの厳冬対応まで幅広くカバーする高保温ダウン寝袋です。
ダウン特有の優れた断熱性により、真冬のキャンプや低温地でのテント泊でも体温をしっかり守ります。
約3万円と手頃で、耐寒性能とコストパフォーマンスのバランスが非常に良く、「冬本番でも安心して使いたい」人に最適な一本です。

WAQ ダウンスリーピングバッグ

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:冬
温度定格:-30℃~0℃
中綿の素材:ダウン

−30°C対応という極寒地仕様ながら、軽量かつコンパクトな設計で携帯性にも優れています。
厳冬期の冬キャンプや雪中キャンプ、寒冷地でのテント泊など過酷な環境下でも高い保温力を発揮し、体温をしっかり守ってくれます。
価格帯はやや高めですが、そのぶん暖かさと安心感に信頼を置きたい人にとっては有力な選択肢です。

Bears Rock 封筒型寝袋‑30℃

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:冬
温度定格:ー30℃~20℃
中綿の素材:BRウォーム3D中空化学繊維

下限温度 –10〜–30℃、快適温度帯は約 20℃〜–10℃ と、非常に幅広い保温性能を備えた頼れる一本です。
封筒型で寝袋内が広いため、マミー型が窮屈に感じる人や寝返りなどで体を自由に動かしたい人にも快適。
寒冷地や冬キャンプ、雪中キャンプなど、厳しい条件でも安心して使える汎用性の高い寝袋です。

NANGA 別注 アルピニスト600

created by Rinker
Nanga(ナンガ)
¥15,400 (2025/12/20 14:13:57時点 Amazon調べ-詳細)

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:夏以外
温度定格:0℃~5℃
中綿の素材:ポリエステル

信頼ある国内ブランドらしい品質と耐久性を備えたダウンシュラフで、極寒地ではないものの冬キャンプや冬登山・テント泊に十分対応します。
軽量かつコンパクトで携行性にも優れ、ダウンの保温性能により冷え込む夜も快適に眠れます。
見た目・性能・安心感を重視したい人にぴったりな一本です。

機能性抜群のハイエンドモデル

NANGA オーロラテックス 900DX

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:冬
温度定格:ー19℃~ー10℃
中綿の素材:ダウン

防水透湿シェル「オーロラテックス」を採用し、雪・結露・悪天候に強い高級ダウンシュラフです。
氷点下の厳しい環境下でも高い保温性を発揮し、冬山キャンプや雪中テント泊などハードな条件でも安心。
耐久性にも優れており、長く信頼できる一本を求める人にふさわしい、高品質かつ万全の一本です。

Mountain Hardwear Phantom

created by Rinker
Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)
¥42,900 (2025/12/20 14:13:58時点 Amazon調べ-詳細)

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:冬
温度定格:ー9℃~0℃
中綿の素材: 650 フィルパワーダウン(グースダウン80%、グースフェザー20%)

快適温度約-9℃のダウンシュラフで、残雪期の登山や冬キャンプに安心して使える保温力を備えています。
軽量かつ高い圧縮性で持ち運びやすく、寒冷環境でも快適な睡眠をサポート。
品質と信頼性を求めるアウトドアユーザーに適したモデルです。

THE NORTH FACE GREEN FLAME

占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:冬
温度定格:ー12℃~0℃
中綿の素材:700フィルパワーグースダウン

厳しい寒さに対応する高機能ダウンシュラフです。
700フィルパワーのグースダウンを使用し、下限温度は -12℃と真冬のアウトドアでも安心。
軽量で収納性にも優れ、雪中キャンプや冬山テント泊などでもしっかり保温します。
耐久性の高い素材を採用し、快適性と信頼性のバランスに優れたハイエンドモデルです。

ISUKA デナリ 900

created by Rinker
イスカ(Isuka)
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占有率:1人用
形状:マミー
シーズン:秋冬
温度定格:ー25℃~0℃
中綿の素材:720フィルパワー、ホワイトダックダウン

高品質ダックダウン900 g(90/10・720フィルパワー)を使用したマミー型シュラフで、最低使用温度は約-25℃。肩幅約84 cm、全長208 cmとゆとりあるサイズで、最大身長約182 cmまで対応し、収納時はコンパクト(約φ22×38 cm)です。
頑丈でしなやかなポリエステルマイクロファイバー生地を採用。体からの熱を逃がさない構造により、厳しい環境でも高い保温性と快適な寝心地を維持します。

寝袋の保管とメンテナンス方法

良い寝袋を長く使うためには、適切な保管とメンテナンスが欠かせません。
使用後のケアや保管方法を誤ると、保温性の低下や劣化につながることもあります。
ここでは、冬用寝袋をしっかり守るための基本ポイントをご紹介します。

使った後はしっかり乾燥する

しっかり乾燥

寝袋は使用中に汗や湿気を吸収し、そのまま放置すると中綿がへたり、カビや悪臭の原因になります。
しっかり乾燥させることで保温性をキープし、品質劣化を防ぎながら長持ちさせることができるため、使用後の乾燥はとても重要です。

洗濯は必要最低限の方が良い

洗濯

寝袋は頻繁に洗濯すると、中綿がへたり保温性が低下しやすくなります。
さらに、ダウンや化繊の繊維が傷むことで寿命が短くなることもあります。
ニオイや汚れが気になる部分を部分洗いし、全体の洗濯は必要最低限に抑えることで、機能を長く維持できるのです。

収納の仕方

収納の仕方

冬用寝袋は、長期保管時は圧縮せず風通しの良い場所でふんわり収納し、定期的に状態をチェックして汚れや撥水機能の低下は早めにケアすることで長く快適に使えます。

冬キャンプでも快適に眠るコツは寝袋だけじゃない

冬キャンプで快適に眠るためには、高性能な寝袋だけでは不十分です。
地面からの冷気対策や服装選びなど、周辺アイテムや工夫が大きく影響します。
ここでは、ぐっすり眠るための重要なポイントを合わせてご紹介します。

コットや断熱性の高いマットを使う

コットやマット

地面からの冷気は体温を大きく奪うため、コットで地面との接触を減らしたり、断熱性の高いマットで冷気を遮断することで、寝袋の保温力を最大限に活かして快適な睡眠を得られます。

インナーシュラフを使うと保温力アップ

インナーシュラフ

インナーシュラフを併用することで寝袋内の空気層が増え、体温を逃がしにくくなるため、保温力がぐっと向上してより暖かく眠れます。

寝る時の服装のススメ

寝るときの服装

寝る時は、汗を吸って乾きやすい速乾性インナーやフリースなどの保温性のある服装を選び、体温調整しやすいレイヤーで重ね着をすることで、過度に厚着せずとも暖かく快適に眠れます。

湯たんぽやカイロも効果的

暖取るアイテム

寝袋に入る前に湯たんぽやカイロを使えば、内部を効率よく温められ、入った瞬間から暖かく快適に眠れます。
また寝る前に暖かい飲み物で体を温めることも寒さが厳しい冬キャンプではとても効果的です。

まとめ

いかがでしたか?
冬キャンプで快適に眠るには、寝袋選びに加え、地面の冷気対策やインナーシュラフ、適切な服装、湯たんぽなどを活用して保温力を高めることが重要。工夫次第で寒さを気にせずぐっすり眠れます。
是非、参考にしてみてください!

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