焚き火タープおすすめ15選!ソロ用などサイズ別にご紹介!タープの張り方解説付き!
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夏の暑い日差しから、守ってくれるタープ。
キャンプやちょっとしたアウトドアの際に活躍してくれますよね。
でも、タープに火の粉が飛んで、穴が開いたって方もいませんか?
今回は火に強い素材のタープをご紹介します。
サイズごとのオススメや張り方なんかもご紹介しますので、焚火タープの購入を検討されている方は是非、参考にしてみてください。
タープ下で焚き火は大丈夫?
タープの下で焚火をすることに危険性や抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、注意点を抑えればすることも可能です。
下記、注意していただきたいポイントをまとめてみました!
- タープの素材
→難燃素材の燃えにくい素材のものを使用してください。こちらは後程、詳しくご説明します。 - タープと焚火の距離
→最低横1m、高さ2mは離すようにしましょう。
難燃素材の物でも引火する可能性がないわけではありません。 - 煙がとどまらないような環境を作る。
→煙がタープの下から抜けるように。空気が循環しやすい張り方を心がけましょう。
焚き火タープの選び方
それでは焚火タープの選び方をご紹介します。
素材で選ぶ
焚火タープの素材は大きく分けると3つあります。
TC(テクニカルコットン)
ポリエステルとコットンを配合したハイブリッドの生地のことです。
混合することでポリエステルの良さとコットンの良さを取り入れることができるのです。
VC(バリューコットン)
バリューコットンは生地の50%以上がコットンで、残りを化学繊維で補ったものです。
コットンの比率を多くすることで、より燃えにくい素材となります。
コットン
その名の通り100%コットンで作られている生地のことです。
かなり燃えにくい素材ですが、すべてコットンで作られているため、通常のタープに比べるとかなり重くなってしまいます。
このように焚火タープに使用される生地には、全て化学繊維にコットンを加えた(コットンのみで作られた)ものになっています。
コットンを加えることで下記のメリットがあります。
- 燃えづらい
→燃えないわけではないので注意が必要だが、火の粉が飛んで穴が開くなどはほとんどありません。 - 通気性がいい
→生地の目が粗いので空気が循環しやすい。 - 遮光性が高い
→生地が分厚いので、日光を遮ってくれる。 - 結露しづらい
→通気性がいいので、結露しにくい。 - 耐水圧が高い
→生地が水を含むことによって生地の目が膨張して、耐水圧が高くなる。 - 寿命が長い
→コットンを加えることでタフな生地になるので、破れたり、壊れにくい。
等があげられます。
逆にデメリットは下記になります。
- 重い
→生地にコットンを採用することで、どうしても重くなる。ファミリーサイズになると10㎏近くになるものも。 - 乾きづらい
→雨や夜露で濡れた際には、生地の網目に水を含んでしまい、乾きづらくなってしまいます。 - 汚れやすい
→網目が粗いので、汚れが入っていしまうと、どうしても汚れが取れにくいです。 - かびやすい
→乾きづらい=かびやすい。使用後のケア(乾燥)が少し大変です。
サイズで選ぶ
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サイズはテント同様に少し大きめをお勧めします。
今回は特にタープなので、目的は影を作ることや、雨風から身を守ることにあると思います。
その為、ジャストサイズと思っていてもタープ下にギアを置くと狭く感じたり、日よけや雨風を凌げないといったことも考えられます。
ソロ用で検討されているなら、2人用くらいのサイズ感で+1サイズアップするとベストサイズになるのではないかと思います。
また、焚火からもある程度の距離が欲しいので、安全面を考慮して、大きさがあることでより安心して焚火を楽しむことができます。
焚き火用タープおすすめ5選【ソロ】
Soomloomレクタタープ
サイズ:3.0m×3.85
重量:3.88㎏
耐水圧:350
スームルームのレクタタープです。
レクタなので張り方も様々なバリエーションを出すことができます。
また、収納時は寝袋程度のサイズになるので、コンパクトで持ち運びも容易です。
Amazonのレビューでもかなりの高評価で人気の商品です。
防カビ素材を採用しているので、カビ対策も比較的簡単です。
コスパが高い商品なので、まず試しに焚火タープを使ってみたいと思う人にオススメの商品です。
[Grip Swany(グリップスワニー)] Fireproof GS Tarp
サイズ:3m×3m
重量:2.82㎏
耐水圧:不明
安全面を重視したタープ。
グリップスワニー独自開発の「タープに焚火が当たっても、自動消火する」優れた生地を採用しているため燃え広がることもありません。
また、生地には撥水加工が施されているため、雨の中でも焚火を楽しむことも可能です。
ループやハトメもたくさんついているので、張り方の幅も広げることができます。
張った際の雰囲気もかっこよく、長く愛用したいタープになること間違いなしの商品です。
テンマクデザイン ムササビウィング13ft.TC
サイズ:390×380/240(
重量:1.9㎏
耐水圧:不明
焚火タープと言えばテンマクデザイン。
焚火タープをたくさん生産している会社の商品なので、性能は抜群です。
この焚火タープはソロに丁度いいサイズのタープです。
また、設営が簡単で誰でもきれいに張ることのできるタープです。
収納時のサイズもコンパクトで軽量。
ソロに嬉しい条件が詰まっています。
ロースタイルのソロキャンパーにオススメしたいタープです。
TATONKA(タトンカ) TARP タープ 2 TC
サイズ:285 x 300cm
重量:1.30kg
耐水圧:1300mm
ドイツのアウトドアメーカーのタトンカ。
サイズ展開も豊富で自分に合ったサイズを選ぶことができます。
色鮮やかなカラーなのに遮光性が高く、夏場でも大活躍。
また、耐水圧も高いので雨の中の焚火を楽しむことも可能です。
レクタなので、張り方のバリエーションも多く、自分好みに設営できます。
設営もしやすいとAmazonのレビューでは高評価。
そこまでメジャーなブランドでもないので、個性を出したい方にオススメのタープです。
GOGlamping 【山帆ヘキサタープ TC】
サイズ:4.2m×4.1m
重量:2.66kg
耐水圧:500mm
こちらの焚火タープはオールマイティーなタープです。
まず耐水圧がしっかりとしており、撥水加工も施されているので、悪天候でも活躍してくれます。
遮光性も高く、張り方のバリエーションはかなり多いので個性を出すことも可能。
ソロには少し大きく感じる方もいるかもしれませんが、このサイズであればテントの前室としても使用できます。
ランタンをかけるフックもあるので野営感を演出してくれます。
カラーもアウトドアにピッタリの展開なので、テントサイトになじみます。
お値段も比較的安めなのでお求めしやすいと思います。
試しに焚火タープを使ってみたいという方は是非、検討してみてください。
焚き火用タープおすすめ5選【3~4人】
DOD(ディーオーディー) ヘーキサタープ
サイズ:420㎝×420㎝
重量:3㎏
耐水圧:350㎜
DODの焚火タープ。
こちらの商品はコスパがとにかくいいです。
耐水圧もある程度あり、黒なので遮光性も非常に高いです。
また、購入者にはありがたいポールを付属して購入することが可能です。
サイズも3~4人でちょうどいいサイズで、文句なし。
雨の日でも焚火ができ、色も渋いのでAmazonでもかなり人気の商品です。
何を買おうか悩んでいる人はこの商品の購入を検討してみてください。
[ ノルディスク ] NORDISK カーリ Kari 20
サイズ:400×500㎝
重量:9㎏
耐水圧:不明
コットンのテントやタープと言えばノルディスク。
その中でもこちらの商品は複数人で使用するのにちょうどいいサイズのタープです。
また、初心者さんには嬉しいポール、ペグがセットになった商品です。
撥水加工もされてるので、水もよくはじきますし、しっかりとした作りなので強風が来てもしっかりと凌いでくれます。
悪天候では心強いアイテムになること間違いなし。
金額はほかのタープに比べると少し高めになっていますが、飽きの来ないデザインで長く使っていただけます。
最初から一式そろっているものをお求めの方にオススメの商品です。
テンマクデザイン ペポタープ
商品リンク
サイズ:420×380 ㎝
重量:4.3㎏
耐水圧:不明
テンマクデザインのペポシリーズ。
ペポタープは少しレトロな色合いで、張った時の雰囲気がかなりオシャレです。
撥水格好も施されているため、雨の日でも焚火を楽しむことができます。
また、レクタなのでポールの本数を変えることで様々な張り方を楽しめます。
ペポライトやペポテントと連結することも可能で、好きな人はセットで購入する方も!
セットで設営することで昔の海外キャンプのような雰囲気を演出してくれます。
レトロな雰囲気を楽しみたい方は是非、テントとタープをセットで購入検討してみてください。
VASTLAND(ヴァストランド) TCレクタタープ スクエア型 Mサイズ
サイズ:3.6×3.6m
重量:4.2㎏
耐水圧:450㎜
複数人で使用するには少し小さめにはなりますが、ソロから複数人まで幅広い人数の使用に向いているサイズ感のタープです。
サイズ展開もあるので、小さいと感じる方はLサイズを検討してみてください。
耐水圧もあり、雨の中でも雨をしっかりとはじいてくれます。
金額的にも高くはないので比較的購入しやすい商品です。
Amazonのレビューは高評価が多く、特に耐久性が高いとコメントが多かったです。
雨の中などの悪天候で頼りになるアイテムになります。
GOGlamping TSUBASAヘキサ TC タープ
サイズ:4.2×4.1m
重量:3.4㎏
耐水圧:500㎜
焚火タープでは珍しいヘキサタープです。
ヘキサの魅力は張り姿が美しいところです。
また、耐水圧も高く天候を気にせず焚火を楽しむことができます。
色はカーキでアウトドア間を演出してくれ、渋いギアになること間違いなし。
防カビ素材を使用しているところもうれしいポイントですね。
お手頃のお値段ですので、試し買いに丁度いい商品です。
焚き火用タープおすすめ5選【ファミリー】
スノーピーク オクタタープ
サイズ:880×750cm
重量:8.9kg
耐水圧:1,800mm
日本を代表するスノーピークのオクタタープ。
こちらの商品はインナールーフが付属しており、二重にすることでタープの下で焚火を楽しむことが可能です。
その為、遮光性が非常に高く、真夏でもタープの下で快適に過ごすことができます。
重量は少しあるものの、大人数で火を囲むには十分の大きさで、文句なしです。
耐水圧もかなり高く1,800㎜と脅威の数値です。
ネックとなるのは金額ですが、スノーピークの商品は永久保証がついていますので、長く使うことを考えれば、悪くはないのかなというところです。
張り姿もとてもかっこいいので、是非購入を検討してみてください。
テントファクトリー(TENT FACTORY) Hi-TCヘキサタープ470
サイズ:4250×4450㎜
重量:4.8㎏
耐水圧:2000
こちらの商品はコットン65%、ポリエステル35%と通常の焚火タープより、コットンの割合が多いです。
その為、どうしても重量は重くなるのですが、耐水圧が非常に高く人気の商品です。
大きくて広いタープでヘキサ(六角形)なので、タープの下にテントを設営することも可能です。
タープには珍しいバイカラーなので、他ともほとんど被ることなく、オリジナリティを出すこともできます。
耐水圧が高いので雨の中でも、気にせず焚火を楽しみたいという方にオススメです。
DOD(ディーオーディー) オクラタープ
サイズ:510㎝×510㎝
重量:4.2㎏
耐水圧:350㎜
DODのオクラタープ。
黒が映えるスタイリッシュなデザインが特徴的です。
黒色なので遮光性も高く、真夏でも快適に過ごせます。
サイズは1辺5m以上あるので、広々とくつろぐことが可能。
大人数で火を囲んで楽しんだり、シェルターとして使うこともできるので幅広く活躍してくれます。
このサイズのタープには嬉しい安めの金額なので、お買い求めしやすいのではないでしょうか?
購入を迷われている方は、是非検討してみてください。
テンマクデザイン 青空 タープ TC
サイズ:4.9×4.9m
重量:約6.3㎏
耐水圧:不明
こちらは少しテイストの違ったタープです。
まんなかにポールを立てるティピーテントのような形のタープです。
遮光性の高いスクエアタープで、中心にはベンチレーションがついているため空気をしっかりと循環してくれます。
オプションの陣幕を併用することで、焚火の熱を逃がさず、保温性を高め、冬でも十分な暖を取ることができます。
サイズも5m近くあるので大人数には十分なサイズです。
強風でもタープがあおられにくい構造になっているため悪天候でも頼もしいアイテム。
撥水もしっかりとしてくれるので、雨の中の焚火を楽しむことも!
ちょっと変わったタープをお探しの方にオススメの商品です。
テンマクデザイン ムササビウィング19Ft.グランデ TC焚火バージョン(マルチコネクト)
サイズ:580×545/350cm
重量:4.92kg
耐水圧:不明
ソロでご紹介したムササビタープのサイズアップしたものです。
張り姿が美しいこちらのタープですが、サイズアップすると迫力もあります。
また、こちらのタープはテンマクデザインが展開しているサーカステントと連結することが可能で、連結すると前室のような使い方もできます。
シーンや、人数によって様々な使い方ができるのがこのタープの魅力です。
重量は少し重いですが、大人数で設営するなら問題ありません。
テンマクデザインでテントも購入を検討されている場合は、このタープが活躍してくれること間違いなし!
是非、検討してみてください。
焚き火タープの張り方
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ここでは簡単な手順でご紹介しますので、商品説明書をご覧ください。
- まずタープを広げ、中心のメインポールから設営します。
- 次にガイロープを結び、ペグダウンします。
- ガイロープを調整して、完成。
焚火タープを張る上でポイントとなるのはポールの長さです。
メインポールが低くなると、どうしてもタープが火に近くなってしまいます。
最低でもメインポールは2m以上を選ぶようにした方がいいです。
また、サブポールを使用する場合は1.6m~1.8mくらいがオススメです。
サブポールが低いと出入りの際にかがんだりする手間が必要になるため、1.6m以上あると比較的楽です。
さらに、最大のポイントはサイズ調整が可能なポールを選ぶこと。
その日の天候や、気温、場所などで高さを調整したいシーンは必ずあります。
その為、高さの調整ができるポールを購入することを強くお勧めします!
まとめ
いかがだったでしょうか?
焚火タープの魅力やコットンのメリット、デメリットは伝わったでしょうか?
コットンの特徴をしっかりと理解することで、デメリット以上にメリットを活用して頼もしいギアとして長く使用していただくことも可能です。
雨の中の焚火はかなり新鮮で、楽しいですよ!
是非、購入してお試しください。
皆様の購入の参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。