冬はワカサギ釣りで決まり!おすすめ商品12選&選び方と3つの注意点
冬の凍った湖の上で行うワカサギ釣りでは、吹雪や寒さから身を守るためにワカサギテントを使います。ワカサギテントは、種類や形状、機能や適性人数などは異なりますので、選び方のポイントや注意点を解説していきます。
ワカサギ釣りがはじめての人でも使いやすいおすすめのテントを参考に、自分にぴったりの商品を見ていきましょう。
ワカサギテントとはどんなもの?
キャンプ用のテントとは異なり、ワカサギテントは凍った湖で使用するために作られたテントです。
ワカサギを釣る時期は冬季になるため、時間ごとに目まぐるしく変わる天候にも耐えられるよう設計されています。
最大の特徴は、床用の生地がなくてすぐに凍った湖に穴を開けられることです。また、床にシートがないため、キャンプ用としては使えないこともワカサギテントの特徴となっています。
ワカサギテント選びでチェックすべき5つのポイント
これからはじめてワカサギテントを購入するために、チェックするべき5つのポイントを1ずつ解説していきます。
- 収容できる人数とサイズの把握
- 設営方法は「吊り下げ式」「ワンタッチ式」「カタツムリ」の3種類
- ドーム型は身体を強風や寒さから守る
- テントは軽くて持ち運びやすさが重要
- テント上部に換気機能がついているかどうか
1.収容できる人数とサイズの把握
ワカサギテントには、1人用から複数人数用まで収容できる人数やテントのサイズもたくさんあります。そのため、ワカサギテントを購入する際にはまずテントのサイズと収容人数の確認をしましょう。
また、ゆっくりワカサギ釣りを楽しみたい人は、1人分ゆとりのあるスペースが確保できるサイズのテントを選ぶのがおすすめです。
2.設営方法は「吊り下げ式」「ワンタッチ式」「カタツムリ」の3種類
ワカサギテントの形状は、軽い材質の「吊り下げ式」と傘の骨組みのような設計をした「ワンタッチ式」、包み込むようなフォルムをした「カタツムリ」の3種類があります。こちらでは、ワカサギテントの設営方法を1つずつ解説していきます。
①「吊り下げ式」は軽量モデルが豊富
吊り下げ式のワカサギテントは、一般的なキャンプ用と同様にポールを重ね合わせて生地を被せる構造となっています。
現在のアウトドアブームのおかげもあって、吊り下げ式のテントは短時間で設置することができて軽量モデルが豊富なのが最大の特徴です。
②「ワンタッチ式」は誰でも簡単に設置が可能
ワンタッチ式は、傘と同様の形状と設計となっています。ワカサギ釣りは氷の上にテントを設置することもあってすぐにテントを張ることが重要です。
さらに、1人からグループまで使える大きさのテントも揃っているため、現在のワカサギテントの主流モデルとなっています。最大の特徴は、誰でも簡単に設置することが可能なことです。
③「カタツムリ」テントは1人向けにぴったり
1人向けのワカサギテントとして作られたのが「カタツムリ」です。形状はカタツムリの殻に似ていて、身体をすっぽりと包み込んだ状態で釣りが楽しめます。
ビニール製でコンパクトに畳むことができ設営も簡単なため、1人用のワカサギテントを探している人にはぴったりのテントです。
3.ドーム型は身体を強風や寒さから守る
冬場に行うワカサギ釣りは、急に吹雪いたり気温が下がってくるため、ドーム型のワカサギテントが必要です。
テントの形状は四角や六角などさまざまなありますので、使う人数に合わせて強風や寒さから守ってくれるドーム型を選ぶ必要があります。
4.テントは軽くて持ち運びやすさが重要
ワカサギ釣りは凍った湖を移動するため、簡単に運べる軽さも重要です。利用する人数にもよりますが、ワカサギ釣りもいろいろな荷物を氷上へ運ぶため、なるべくコンパクトにまとめておく必要があります。
ワカサギテントを持ち運びやすくするためにも、リュックのように背負って運ぶことができる収納袋を購入するのもおすすめです。
5.テント上部に換気機能がついているかどうか
一般的なキャンプ用のテント同様に、ワカサギテントにも上部に換気機能がついているものがたくさん販売されています。
冬季に行うワカサギ釣りは、ストーブやガスコンロも使用するため、一酸化炭素が溜まらないように、購入する際には換気機能がついているかどうかを確認しましょう。
ワカサギテントを使うにあたっての3つの注意点
冬場に行うワカサギ釣りでは、テントを使用する際に3つの注意点があります。安全にワカサギ釣りを楽しむために、テントを使用するための注意点をチェックしていきましょう。
- 火気の取り扱いに注意が必要
- テントが使えるか釣り場に確認する
- 付属ペグ以外に追加でペグを購入
1.火気の取り扱いに注意が必要
冬の寒空の中で行うワカサギ釣りでは、ストーブ使って暖をとったりコンロを使って調理や食事をすることがあります。そのため、テント内では火の取り扱いに注意が必要です。
そのほかにも、テント内には一酸化炭素や二酸化炭素も充満するため、十分な広さや換気機能がついたテントを選びましょう。
2.テントが使えるか釣り場に確認する
ワカサギ釣りをする釣り場では、テントを張ることができないスポットもあります。そのため、釣り場を訪れる前に事前確認が必要です。
みんながワカサギ釣りを安全に楽しめるよう、テントを張るための注意点やルールをしっかりと守っていきましょう。
3.付属ペグ以外に追加でペグを購入
ワカサギ用のテントには、元からペグが付属しています。ただし、安いテントには強度の弱いペグが付いていることも。
ワカサギ釣りは硬い氷上でペグを打ち込むこともあるので、テントに付属したペグでは心許ない場合には、丈夫なペグを追加で購入することを検討しておきましょう。
キャンプ用テントとワカサギテントは併用できる?
キャンプ用のテントとワカサギテントの違いは、床面にシートがあるかないかです。両方の用途でテントを併用する場合には、キャンプ用のテントの床面シートをカットして氷上を見えるようにすると両用として使うことができます。
ご自身で床面のシートをカットする必要がありますが、キャンプ用とワカサギ釣りのテントは併用することが可能です。
【吊り下げ式】ワカサギテントおすすめ5選
ここからは、ワカサギ釣りにおすすめのテントをご紹介していきます。まずはじめに、吊り下げ式のテントを5品みていきましょう。
CAPTAIN STAG「ワカサギテント M-3109」
サイズ:160×160×135cm
素材:ポリエステル、グラスファイバー
重量:1.98kg
値段:6,347円
遠くからも目立つオレンジカラーが特徴の吊り下げ式テント「CAPTAIN STAG ワカサギテント M-3109」。構造はキャンプ用と同様にポールをクロスに合わせて生地が貼り付けられています。
また、テントには天井や窓にメッシュ生地が使われ、全てのメッシュ部分は閉じることが可能です。1人でも持ち運びやすい収納バッグも付いて、吊り下げ式テントとしておすすめの商品となっています。
North Eagle「ワカサギテントダイズ 200」
サイズ:約200×200×200cm
素材:ポリエステル、スチール
重量:10.0kg
値段:21,540円
側面の全部を開放できるワカサギテントの「North Eagle ワカサギテントダイズ 200」。組み立てと設置は簡単で1人でも組み立てられます。
側面を開放させて換気をするのもいいですが、天井にベンチレーションも備えているため、屋内で調理をしたりストーブを使用しても十分な換気が可能。最大4人までまで収容できるので、グループでの利用におすすめです。
Coleman「アイスフィッシングシェルターオート」
サイズ:290×255×157cm
素材:ポリエステル
重量:8.5kg
値段:47,900円
ガスの圧力で組み立てられる吊り下げ式テントの「Coleman アイスフィッシングシェルターオート」。氷上でテントを安定化させるためにスカートが備わっています。
また、天井には換気のためのベンチレーションを備え、内部には小物が収納できるメッシュ生地のポケットを完備。サイズはMとLの2種類が用意されているので、人数に合わせてぴったりなサイズ感を選びましょう。
Husky「Fighter ドームテント」
サイズ:360x270x130cm
素材:ポリエステル, ナイロン
重量:4.5kg
値段:34,800円
カタツムリの形状が特徴のワカサギテント「Husky Fighter ドームテント」。このテントは、プロのアルピニストの意見を取り入れて作られました。
どんなテントよりも高い品質にこだわり、海外では軍隊でも使われるほどの信頼性。強度や軽さ、持ち運びやすさなど、便利さを追求したおすすめのワカサギテントとなっています。
モーリスバリバス「ワカサギテント ペンタゴン3」
サイズ:奥行き180cm/高さ153cm/1辺128cm
素材:ナイロン生地(耐水圧10,000mm以上)
重量:約3.4kg(テント本体)
強風にも耐えられるように設計されたワカサギテントの「モーリスバリバス ワカサギテント ペンタゴン3」。テントは縦に長い構造となっていますので、室内で立つことも可能です。
折り畳み傘構造となっており、設営撤収が非常に簡単です。風に強いフレームを使用しており、どのような状況下においても圧倒的な安心感を与えてくれます。
ナイロン性なので非常に丈夫かつ軽量で、持ち運びもしやすいテントとなっています。
【ワンタッチ式】ワカサギテントおすすめ7選
さいごは、現在のワカサギテントの主流にもなっている、ワンタッチ式のおすすめテントを7品ご紹介していきます。
CAPTAIN STAG「ワカサギ釣りワンタッチテント 210 コンパクト」
サイズ:210x210x150cm
素材:ポリエステル、グラスファイバー
重量:5.6kg
値段:33,000円
自立させて開くだけの簡単設計のワカサギテント「CAPTAIN STAG ワカサギ釣りワンタッチテント210 コンパクト」。素早く設営できる簡単さが最大の魅力となっています。
また、テント内はベンチレーション機能が備わっていて、内側に用いられたメッシュ部分は、全て開閉可能です。持ち運び用に専用のバックもついているので、はじめてのワカサギテントとしてもおすすめの商品となっています。
DOD「ワンタッチフィッシングテント T5-244」
サイズ:W280×D240×H180cm
素材:ポリエステル、グラスファイバー
重量:7.4kg
値段:23,580円
ワカサギを釣るために作られたドーム型のテント「DOD ワンタッチフィッシングテント T5-244」。すべての側面にはメッシュ地の窓が取り付けられて換気や見通しも抜群です。
テント内部はドーム型のおかげで広々としていて、最大で3人まで収容が可能。収納用のバックも付いて持ち運びも便利なため、ゆっくりとワカサギ釣りを楽しみたい人は、1人での利用がおすすめです。
プロックス「クイック連結テント M PX907M」
サイズ:W120×D120×H127cm
素材:ポリエステル、スチール、グラスファイバー
重量:3.0kg
値段:17,600円
何個でもつなげて使うことができるワンタッチテント「プロックス クイック連結テント M PX907M」。床面は取り外しができて、ワカサギ釣りとキャンプの両方に使うことができます。
テントはすべての側面を開放することができ、連結の仕方によっては、L字や十字などさまざまな形状にして、グループでワカサギ釣りを楽しむことができます。ワカサギ釣り用にテントを探している人は、ぜひ1つは持っておきたいワカサギテントです。
FIELDOOR「ワンタッチテント ヘキサゴン」
サイズ:W305cm×D260cm×H145cm
素材:ポリエステル、グラスファイバー、ポリエチレン
重量:4.9kg
値段:10,200円
傘を開くように誰でも簡単にテントを張ることができる「FIELDOOR ワンタッチテント ヘキサゴン」。ワカサギ釣りをはじめて行う人もすぐにテントを張って釣りが楽しめます。
テントはカラーバリエーションも豊富に揃っていて全部で6色。テント内は、換気用にベンチレーションやメッシュ生地の窓もついて、快適な空間でのワカサギ釣りを楽しみたい人におすすめです。
プロマリン「ワンタッチアイスドーム LEA502-R」
サイズ:210×245×160cm
重量:3.0kg
値段:25,029円
ワカサギ釣りをするために大型に作られたテントの「プロマリン ワンタッチアイスドーム LEA502-R」。テントの形状は六角形をしていて、強い風から守ってくれます。
定員は2人が入ってもゆとりがほどのスペースが確保され、上部には換気ができるベンチレーションも備わっています。設営に必要な道具や収納袋もついていますので、ワカサギ釣りが初めての人達でも使いやすい構造です。
Kapler「フィッシングテント KT-003」
サイズ:250x250x160cm
素材:ポリエチレン
重量:5.0kg
値段:16,000円
強風や寒さから守る性能を高めたテントの「Kapler フィッシングテント KT-003」。テントの開閉はたったの30秒と寒い氷上でもすぐに張ることができます。
カラーは、氷上でも目立つようにオレンジ色が採用され、テント下部には本体を安定させるためのスカートも装備されています。テント内は高さが160cmあるので、子供が気にせずに立つことができるゆとりも魅力の1つです。
ワカサギテント「WT-04」
サイズ:約255×290×157cm
素材:ポリエステル
重量:7.6kg
値段:19,800円
氷上に溶け込むホワイトカラーが特徴の「ワカサギテント WT-04」。組み立ては開くだけと簡単で、安定性の高い六角形の形状をしています。
テント上部にはベンチレーションを備え、天井にはランタン用にフックも完備。安定性を高めるためにスカートもついていますので、暖をとることもできるワカサギ釣りにおすすめの1品です。
まとめ「ワカサギ釣りはテントを張って快適に楽しもう!」
ワカサギ釣りを楽しむために、テント選びでチェックするべきポイントと3つの注意点、おすすめのワカサギテントを12品ご紹介していきました。
アウトドアが流行するこの時代において、氷上で行う冬場のワカサギ釣りを始める人たちも増えてきています。自分の好みやスタイルに合ったぴったりのワカサギテントを手に入れましょう。