【キャンピングカー】書斎と一緒に旅に出よう<第2部>

アイキャッチ画像出典:carsmeet web


出典:carsmeet web

2020年7月政府の観光戦略実行推進会議で菅義偉官房長官(現内閣総理大臣)が「ワーケーション」を「新しい旅行や働き方のスタイルとして支援していく」と明言しました。

※「ワーケーションとは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語(かばん語)で、観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方。
在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。
働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられる」
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「ワーケーション」=筆者が提唱する「書斎と一緒に旅に出よう」と言えるのではないでしょうか。
「観光地やリゾート地でテレワーク」を容易に可能にするのが「キャンピングカー」だと言えます。

<第1部>に引き続き、「ワーケーション」にも応用が効く、更に突っ込んだマニアックな「キャンピングカー」の使い方をご説明していきます。



「RVパーク」等の活用


出典:週刊Car&レジャー

「RVパーク」とは、

「駐車場などの一画に車中泊専用の有料宿泊エリアを設けてあります。
そのエリアでは一般的な駐車場に比べるとゆったりとしたスペースが確保されており、一週間程度の滞在も可能です。
施設面では24時間利用が可能なトイレ、100v電源供給設備やごみ処理を引き受けるシステムをユーザー様は利用することができます。
さらにほとんどの「RVパーク」では入浴施設も利用が可能です。」
出典:くるま旅クラブ公式サイト

というものです。


出典:週刊Car&レジャー

従来のオートキャンプ場とは違い、車中泊に特化した宿泊施設です。

基本的には「電源」「トイレ」「給水」設備だけがあり、車外でバーベキュー等の調理等はできません。
その分オートキャンプ場よりも割安に利用できる所が多いです。

生活に必要な「電源」「トイレ」「給水」等があるので、「キャンピングカー」等で長期滞在が可能になります。
前記した「ワーケーション」でも快適に使える施設です。


出典:Travel Depot -トラベルデポ・インコーポレイテッド

「RVパーク」の先進国であるアメリカでは国立公園、海岸沿い、テーマパーク、ゴルフリゾート、フリーウェイの出口付近など、どんな小さな街にも必ず「RVパーク」があるそうです。(全米で10,000ヶ所以上)

日本の「RVパーク」は将来的に1000カ所程度を目指しているそうです。

現時点での「RVパーク」施設リスト
https://www.kurumatabi.com/rvpark/list.html
出典:くるま旅クラブ公式サイト

「書斎キャンピングカー」に「サブスク」は必須


出典:エンタメビッグ

「旅」の途中の「キャンピングカー」でも自宅と同じ様に動画配信サービス等いろいろなコンテンツを楽しむためには、いわゆる「サブスク」に加入しておくことが必要です。

「サブスクリプション方式とは」
https://tinyurl.com/yxjeb6eg
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

現在筆者は

◯Amazonプライム会員(Amazon Music Unlimitedにも加入)


出典:Amazon.co.jp


出典:Amazon.co.jp

に加入しています。

以前はU-NEXT、Huluにも加入していましたが、費用対効果を考え今の「サブスク」契約状況になっています。
はっきり言ってこれだけで1日何時間でも楽しむこと(暇つぶし)ができます。

また「キャンピングカー」の中でいろいろなコンテツを楽しめる環境を作ると、すごくリラックスできます。
「旅」の途中の「キャンピングカー」内は自宅よりシビアに壁一枚外を車や人が往来していますが、映画や音楽を「キャンピングカー」内で楽しむとその事を忘れ不思議とリラックスできてしまうのです。

だからいろいろな場所で「ワーケーション」する「キャンピングカー」にはリラックスできる「サブスク」環境は必須なのです。

モバイルモニターの活用


出典:筆者撮影写真<所有車両>

筆者の「キャンピングカー」にはモニターが3個あります。(正確にはタブレットを入れると4個)

◯PC
◯TVモニター
◯モバイルモニター
です。

PCはもちろんいろいろな作業に使います。
TVモニターはテレビも映りますが、主に車外の前後を常時撮影しているドライブレコーダーの映像が映し出されています。

もうひとつ活用しているのが「モバイルモニター」です。
筆者が現在使っているのはこちらの「モバイルモニター」17.3インチです。

「モバイルモニター」

YouTube、Netflix、AmazonPrimeVideo、TVer等の動画専用に使っています。
PCでも観られるのですが、PCは作業で使っていることが多いので、別に「モバイルモニター」があると重宝します。


出典:筆者撮影写真<所有車両>

移動時は簡単に折りたたんで収納することができるので場所を取りません。

そしてこの「モバイルモニター」と連携して使っているのが次項で紹介する「AmazonFire TV」と「AmazonEcho (エコー)」です。

「AmazonFire TV」の活用


出典:Amazon.co.jp

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「AmazonFire TV」とは、

「お持ちのテレビのHDMI端子に接続してwifiにつなぐだけで、Prime Video、YouTube、TVer、ABEMA、Hulu、Netflix、DAZN、Disney Theaterなどを大画面で楽しめます。
SilkやFirefoxよりFacebook、Twitterなどのウェブサイトにもアクセスできます。
さらにプライム会員なら、Prime Videoのうち会員特典対象の作品が追加料金なしで見放題。
映画、ドラマ、アニメ、お笑い・バラエティ番組など充実のコンテンツを楽しめます。」
出典:
Amazon.co.jp

というものです。

最近は自宅でも使っている方が増えてきていると思いますが、「キャンピングカー」でもネット環境があればすぐに使えるので、旅行先でアンテナを調整して地上波やBS番組を観ようとするより簡単かもしれません。


出典:筆者撮影写真<所有車両>

筆者の「キャンピングカー」では前記の「モバイルモニター」にHDMI端子接続しています。
リモコンも付属しているので、いろいろなコンテンツをテレビを観るような操作で楽しむことができます。

筆者の場合、「モバイルモニター」+「AmazonFire TV」で真剣に映画を観る時もありますが、主にPC作業中にBGM的にいろいろなコンテンツを流しているという状態が多いです。

「AmazonEcho (エコー)」の活用

「AmazonEcho (エコー)」とは、いわゆるAmazon版の「スマートスピーカー」です。

筆者の「キャンピングカー」では「AmazonEcho (エコー)」が
◯目覚まし
◯ニュースの読み上げ
◯天気のお知らせ
◯Amazonの電子書籍Kindle本の読み上げ
◯Amazon Musicの再生
◯キッチンタイマー
◯予定、リマインダーのお知らせ
等をしてくれ非常に便利な存在になっています。

「スマートスピーカー」ですのでその他にも何でも聞いたことに答えてくれます。

例えば
Q「15000÷33×55+680-88は?」と聞くと
A「25592です」と瞬時に答えてくれます。


出典:筆者撮影写真<所有車両>

そして前記の「モバイルモニター」+「AmazonFire TV」に、Bluetoothで「AmazonEcho (エコー)」を接続することでパワフルな360°全方向スピーカー付きミニシアターになります。

旅行中「サブスク」「モバイルモニター」「AmazonFire TV」「AmazonEcho (エコー)」は筆者の「キャンピングカー」には無くてはならないシステムになっています。



室内環境の選択


※筆者愛用の電気式クッカーと電気ケトル
出典:筆者撮影写真<所有車両>

筆者は「ワーケーション」等で「キャンピングカー」を「書斎」として使う時は、自宅と同じ様に家電製品をよく使います。
例えば、ご飯は炊飯器で炊き、おかず作りは電気式のクッカーで、お湯を沸かすのは電気ケトルを使います。

◯「SHARP(シャープ) ヘルシオ ホットクック 電気 調理 無水 鍋 1.0L(1~2人用)」

◯「TIGAR(タイガー) 電気ケトル わく子 600ml」

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空調環境は重要

筆者は気が向いた時に「キャンピングカー」で日本国内のあちらこちらに「ワーケーション」に出かけます。

それでもできる範囲で夏は涼しい地域、冬は暖かい地域に「旅」したいとは考えているのですが、気候気温の変化は思う通りにはならないことも多々あります。


出典:ベバスト サーモアンドコンフォート ジャパン株式会社

一昔前の「キャンピングカー」には暖房用のFFヒーター(ベース車両の燃料を使った給排気口が外にある車両用暖房器具、CO中毒が起こりにくい)が付いているのが精々で冷房・除湿の事はほとんど考えられていなかったと言えます。

筆者も以前は

◯ベース車両のエアコンの冷気を後部居住空間に循環させるシステム(エンジン稼働時限定、ベース車両エアコンシステムに過剰な負荷が掛かる)
◯Coleman(コールマン)製ルーフクーラー(「ホンダ発電機EU16i」で稼働できるか、できないかギリギリなほど消費電力が大きい)
◯日本製窓用クーラー(室内室外機が一体型なのでコンプレッサー等の稼働振動が室内にモロに伝わってくる)

と色々試してはみましたが、結局これらのシステムはすべてボツになりました。

「日本製セパレート式家庭用エアコン」


出典:筆者撮影写真<所有車両>

いろいろな室内空調システムを試してきましたが、現在は「日本製セパレート式家庭用エアコン」、通常自宅等で使用している日本のメーカーのルームエアコン6畳用を設置しています。
「キャンピングカー」の気候気温の変化への対策としては「日本製セパレート式家庭用エアコン」がベストではないかと思います。

「日本製セパレート式家庭用エアコン」がベストな理由は

◯とにかく省エネ設計で消費電力が少ない
◯稼働時の音が静か
◯安価(ただし取付費用は特殊なので高額になる場合がある)
◯温度調整が細かく設定できる
◯室外機と室内機が別々のため、コンプレッサー等の稼働振動が室内に伝わりにくい

という数々の理由からです。

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春夏秋冬いろいろな気候気温の変化がある日本の季節に対応するため研究開発されてきた機器だけに、「ワーケーション」等、現代の「キャンピングカー」の「旅」には必要不可欠だと言えるのではないでしょうか。



電気・電子機器を支えるエネルギーの選択


出典:campingcarnavi.com

現代において当たり前に使っている電気・電子機器を「キャンピングカー」内で使うというのも当然のことで、オール電化・IH仕様という「キャンピングカー」も販売されています。
狭い室内でコンロ等で直接、火を使うことは火災、CO中毒の面でも危険であると言えます。

電気・電子機器を多用する筆者の「キャンピングカー」にとって電源をどうするかということは非常に重要な点になります。

リチウムイオンバッテリー


出典:筆者撮影写真<所有車両>

筆者の「キャンピングカー」には「サブバッテリーシステム」として「リチウムイオンバッテリー」の160Aを搭載しています。

「サブバッテリーシステム」というのはベース車両のエンジン起動用のメインバッテリーとは別に居住部分用のバッテリーを装備することです。
メインバッテリーを家電等の電源に使ってしまうと、いざエンジンを掛けようとした時にセルモーターを回すことができなくなってしまうからです。

筆者の「リチウムイオンバッテリー160A」の環境下では、前記の「日本製セパレート式家庭用エアコン」だけなら真夏外気温35℃前後の条件(エアコン始動時の電力消費量が一番多いので、あらかじめ「ジェネレーター(発電機)」(後述)等の外部入力でエアコンを稼働させ、ある程度車内温度を下げた状態から)で充電無しで約10時間くらい稼働させることができます。

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それに加え従来の「鉛マンガンタイプ・ディープサイクルバッテリー」100Aも搭載しています。
こちらは「日本製セパレート式家庭用エアコン」だけなら前記条件で約5時間くらい稼働させることができます。

はっきり言って現在「キャンピングカー」で安定して使えるサイズの「リチウムイオンバッテリー」は高価です。
でもそれに見合う快適な環境を手に入れることができます。

「キャンピングカー」にとって「サブバッテリーシステム」は根幹をなす肝心要(かんじんかなめ)なシステムなのです。
とりわけ電気・電子機器を多用する「書斎」としての「キャンピングカー」には「サブバッテリーシステム」に対して充分な予算を付ける必要があると考えています。

ソーラー発電システム


出典:筆者撮影写真<所有車両>

筆者の「キャンピングカー」には2系統の「ソーラー発電システム」を設置しています。

1系統は12V仕様の公称90W発電パネルを3枚
もう1系統は24V仕様、公称216W発電パネル1枚です。

2系統なので当然コントローラーも2個になります。

合計で公称486W発電になりますが、あくまで公称なので実質は60%程度と考えておいたほうがいいでしょう。
というか「ソーラー発電システム」に過大な期待はしないほうがいいでしょう。
なにしろ日が照らないと何の役にも立たないからです。

あれば役に立つこともある程度に考えておいたほうがいいでしょう。


出典:筆者撮影写真<所有車両ソーラーパネル発電量>

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筆者の「ソーラー発電システム」の環境下では夏の天気のいい日にエアコンを稼働させ冷房を効かせたまま、更に「リチウムイオンバッテリー」を充電しつつ充電率100%を維持することもできます。

そして2系統にしているのは、やはり前記の通り1系統がダメになっても、もう1系統で「バックアップシステムを構築しておく」ということです。

ジェネレーター(発電機)

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筆者の「キャンピングカー」には「ホンダ発電機」を搭載しています。

自宅のAC100V電源から外部入力している時以外は、主に「ジェネレーター(発電機)」により「リチウムイオンバッテリー」を充電しています。
走行中も「ジェネレーター(発電機)」を稼働させ充電できるようになっています。

ただ筆者の「キャンピングカー」に搭載している「ジェネレーター(発電機)」の主機関はガソリンエンジンなので稼働させるとエンジン音が出ます。
走行中は気にすることはないのですが、駐車中に稼働させる時は少し気を使います。

過去「ジェネレーター(発電機)」の防音対策のためDIYでいろいろな防音BOXを作成してきましたが、現在は「キャンピングカー」ビルダーのバンテック製「ibox(アイボックス)」を使っています。

「ibox(アイボックス)」によりかなり稼働音を低減できていると思います。

◯「ibox(アイボックス)」


出典:筆者撮影写真<所有車両>


出典:バンテック公式HP

まとめ


出典:筆者撮影写真<所有車両と東京ディズニーランド>

「キャンピングカー」はキャンプ等のアウトドアギアとしても、もちろん使えますが、自宅の駐車場では「書斎」として、またいざという時は「災害時シェルター」としても活用できます。

そして「キャンピングカー」で「旅」に出れば、風光明媚な場所を自分だけの「ワーケーション」等の基地としても使うことができるのです。

「キャンピングカー」を人生の1ページに加えても損は無いのではないでしょうか。

読者の皆さんに冒頭で述べた一般的な「キャンピングカー」のイメージをガラリと変えることができたなら幸いです。



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